アルザスの真珠と呼ばれる村々 ~フランスのワイナリー~ 

 

Beer is made by men, wine by God. 

 

                                                               

                                                                    ― Martin Luther

 

 

 

ビールは人の手によって作られたものだ。

ワインは神の手によって作られたものだ。

 

 

                  -マーティン・ルーサー

 

 

 

 

 

 

f:id:s-mic:20161008230207j:plain

アルザスの白ワイン

 

 

 

 

 

交通の便は多少不便ですが、アルザス地域に行った際に時間があれば是非立ち寄りたいのは、アルザスのワイン街道。ツアー等を利用してストラスブールから訪れることができます。

 

今回はそこでの体験レポート記事です。ワインの詳細に関しては別の記事で紹介したいと思います。

ワイン街道沿いにはアルザスの真珠とも呼ばれる小さな村々が点在し、そこを移動しながらテイスティングをすることができます。

これが最高なんです!

お昼に1、2杯ワインを飲み、晴れて温かい天気の中移動繰り返しながらもう一杯なんて。。。

休暇を満喫できます。

 

 

 

f:id:s-mic:20161008231056j:plain

アルザスの真珠と呼ばれる村の一つ、ドイツ式の木組みの町並みが堪能できます。



途中のお店でも、リンゴとシナモンのタルトフランぺとワインが堪能できる店あります。

 

 

f:id:s-mic:20161008230028j:plain

タルトフランぺ、ベーコンとチーズ(ごめんなさい)

 

 

私が入ったお店では、目の前でお酒のかかったタルトフランぺの上に火をつけるパフォーマンスまでやってくれて。。。私の心にまで火が着いてしまいました <3 笑

タルトフランぺはアルザス地方の郷土料理です。

簡単に言ってしまうと、大きくて薄ーいピザのような料理です。

薄く大きいのが特徴です。チーズとベーコンかマッシュルームといったシンプルなのが特徴です。白ワインとの組み合わせは最高です<3

 

 

そのルーツは「薪釜でパンを焼く際に釜の温度を測るために作られた」というものや「残ったパン生地で作ったのが始まり」と言われています。薪釜の炎を利用して焼くので「炎のタルト」と呼ばれたことから、「タルトフランベ」と名づけられたようです。

 

蛇足ですが、フランベ(Flambé)とはフランス語で「燃やした」を指します。

料理の用語としては調理の最後にブランデー、ラムなどアルコール度数の高い酒をフライパンの中に落とし、一気にアルコール分を飛ばす調理法を指します。

 

 

ストラスブールの友人によると、白ワインにカシス(カシオレなどを作るお酒の原液)を混ぜて飲むこともあるのだそうです。

私も実際にやってみましたが、ご想像のとおり甘いです 笑笑

甘口も大好きな私としては、カクテルみたいでとても美味しかったです。

ちなみに、アルザスは陶器やガラスも有名です。

この記事のはじめにあるワインの写真のグラス(小さな丸型で持つところが緑グラス)も有名です。


アルザスにはたくさん有名なものがあります。このほかの郷土料理として、「マカロン・ココ」を紹介した記事もありますので興味のある方はご覧になってください。

 

 

s-mic.hatenablog.com

 

 

時期が3月でブドウの木には緑がなく、ワイン街道そのものの綺麗さは残念ながら堪能できませんでしたが、帰り道ではアルザスのシンボルの鳥であるコウノトリの家族とその巣まで見ることができて、大満足の旅になりました。

 

 

 

これはアルザスではなくスイスのものですが、

本来はこんなふうに日本の天井式ではなく、地面から低木のように育てられています。

 

 

 

 

 

 

f:id:s-mic:20161008232726j:plain

ワイン畑のブドウ