金は無い!でも訪れるべきアブダビのシェイク・ザイード・グランド・モスク
We in the U.A.E. have no such word as 'impossible'; it does not exist in our lexicon.
Such a word is used by the lazy and the weak, who fear challenges and progress.
-Mohammed bin Rashid Al Maktoum
私たちアラブ首長国民の辞書に「不可能」という文字はない。
そんな言葉は挑戦と進化を恐れる怠惰な人たちに使われるものなのだから。
ーモハメッド・ビン・ラシッド・アル・マクトウム
アラブ首長国連邦といえばドバイを始めとするお金持ちの人たちが集まる地域として有名です。もちろん金銭的に余裕のある人達は簡単に楽しみを見つけることができますが、バックパッカーや学生には縁のない場所のように感じていませんか?
もし行く機会があるなら、お金がかからないで楽しめるアラブ首長国連邦の楽しみ方を紹介します;)今回はアブダビのシェイク・ザイード・グランド・モスクです。
また、国で観光に力を入れているアラブ首長国連邦ならではのアブダビからドバイへの無料送迎サービスがある航空会社もありますので使える方は是非利用してみてください。
シェイク・ザイード・グランド・モスク
横から撮影
アブダビにある世界で6番目に大きなモスクです。 4万人の参拝者を収容することができます。82個のドーム、1,000本以上の円柱、24金メッキのシャンデリアと手織りの世界最大のペルシャ絨毯が用いられています。礼拝堂本堂の世界最大のシャンデリアはスワロフスクーで作られ直径10メートル、高さ15メートル、重量9トン以上といわれています。
世界最大のペルシャ絨毯
世界最大のスワロフスキーシャンデリア
白を基調とし、床には大理石がふんだんに用いられています。これは暑いアラブ首長国連邦の夏であっても冷たい温度を保ってくれるためだそうです。
敷地内の通路
シェイク・ザイードとは、UAE建国の父ザイード・ビン・スルタン・アル・ナヒヤン(1918~2004没)のことです。彼の名によって、総工費約20億ディルハム(当時のレートでおよそ550億円)で造られました。彼自身はその完成を見ずして亡くなってしまいました。そのため、モスクの完成後最初に行われた式典は彼の葬儀でした。
歴史は浅いですが、伝統と近代的な建築技術を調和させたモスクは近代的な魅力の溢れるアラブ首長国連邦ならではの美しさ見せてくれます。
ここはトイレまで美しいので是非訪れでみてください。
女子トイレの一部(手や足を洗う場所)
シェイク・ザイード・グランド・モスク(Sheikh Zayed Grand Mosque)
〈住所〉Sheikh Rashid Bin Saeed St., Abu Dhabi
〈時間〉9:00~22:00(金曜は16:30~)。ラマダン期間中は9:00~14:00 ※お祈り時間は異教徒の入館規制があります。
〈休館日〉ラマダン期間中の金曜、イードアルフィトル初日、イードアルハドハー期間中
〈入場料〉無料
〈無料ツアー〉
日曜~木曜:10時、11時、17時
金曜:17時、19時
土曜:10時、11時、14時、 17時、19時