フェアなフランス人、傲慢な日本人
In general, pride is at the bottom of all great mistakes.
- John Ruskin
一般的に、大きな過ちの根底にはプライドがある
-ジョン・ラスキン
ご存知ですか?
日本の人は時にルールに従順でマナーが良いなんて言われることがある一方で、
世界の観光地では態度が悪いと悪評も少なくないことを。。。
場所が変われば常識も違う。
今回はフランスでのマナーと常識を中心に紹介します。
ストラスブール
≪フランスでの意外と知られていないマナ―≫
①お店やレストランに入る時・出る時は必ず挨拶
⇒Bonjour(ボンジュール:こんにちは)と必ず声をかけましょう。
そして、商品を売ってもらったり、お店を出るときは必ずMerci(メルシ:ありがとう)、au revoir(オ ルヴォワール:さようなら)挨拶しましょう。日本では「お客様」として扱われるせいか、挨拶をしない人もかなり見受けられますが、一般的に(フランスに限らず)海外ではこれはとても失礼なことです。特にフランスにおいては、挨拶をしないお客さんは追い出されて当然というくらい不作法なこと。フランスではお店の方に物やサービスを提供していただくからには感謝の心を忘れない。これは日本でも見習いたいところですね。
フランス語表現
②商品は無暗勝手に触らない
⇒商品を意味もなく触るのはとても失礼なこと。ちょっと珍しいから買う気まではないけど手に取ってみるなんて人も多いのでは?日本で日頃から商品を手に取ってみる癖のある人は注意しましょう。
≪フランスの常識≫
①デモに注意
⇒フランスはヨーロッパではデモで有名。イギリスのユーモアの中ではこれに関するものも少なくありません。 デモに慣れているだけあって危険なものはあまりないですが、交通がストップしてしまうことはしばしば。。。観光の予定が変わってしまうだけならいいですが、飛行機での移動がある日は注意して情報を調べるようにしましょう!
②傘は大雨の時だけ
⇒フランスだけでなく、一般的に海外では小雨やちょっと雨の中を歩くときには傘を使用しないことが多いです。そのため、日本で多くの人がよく傘を使っているのをみると「君たちは砂糖か何かでできてるの?」(あなたは雨に濡れたら砂糖のように溶けてしまうの?)なんてお馴染みのエスプリ(フランスのユーモア)を言われてしまうかもしれませんよ 笑
③お土産はmarché(マルシェ:フリーマーケット)で
⇒日本のフリーマーケットではセカンドハンド(お古)のものが多い印象ですが、海外では新品で安いものが勢ぞろいしています。通常のお店で買うより、お買い得なことが多いのです。また、各地域に曜日ごとに様々なマーケットがあるので、行き比べてみるのも面白いと思います。ローカルな雰囲気を楽しみたい方、お得にお買いものをしたい方におススメです。