ウインクと舌打ちの意味
So many songs are just a wink to the audience, but people take them seriously.
'My Humps?' C'mon!
-Fergie
多くの曲はただウィンクのような一瞬のときめきを観客へ与えるためにあるの。
でもそれを本気で受け取る人がいるのよ。
「私の胸や腰の膨らみですって?」冗談でしょ!
-ファーギー
他人の言葉やしぐさを人は時に勘違いしてしまうことってありますよね。
以前トルコのウィンクと舌打ちの意味を紹介しました。
トルコでのウィンク
トルコでの舌打ち
では他の地域では一体どんな意味があるのでしょうか。
トルコのお隣ジョージアではトルコと同じ意味で通用します。
ジョージアに関する記事
しかし、同じ隣でもイランではウィンクにまた違う意味合いがあります。
例えばこんな3人での会話で見られます。
A:嘘を話している
B:Aの話を聞いている
C:Aが嘘をついていることを知っている
この場合CはBにウィンクをすることでAの話が嘘であることを知らせることができるそうです。
こんな状況がどれほどあるのかは定かではないですが、これはイラン人の友人から聞いた話なので、きっとイランにはこういった状況も存在するのでしょう。笑
一方、サウジアラビアではこんな舌打ちの話も。
ただし、これはサウジアラビア人の友人から聞いた話ではありますが、他のサウジアラビア人にこの話をしたところ、そんなものは聞いたこと無いとのことでしたので、あくまで地域による文化だと理解していただければと思います。
舌打ちをすると、トルコ、イランなどではNOの意味だそうです。
これは多くのサウジアラビアでも同じようですが、地域によってはこれがYESの意味になるのだとか。
NOという場合は続けて2回舌打ちをするのだとか。
なんともややこしいですね。笑
このため、彼が子供のころ学校にイランから転入生が来た時のこと
先生:Aこの答えが分かるなら答えなさい
イランからの転入生A:チッ(舌打ち1回)。。。
沈黙が続き
先生:。。。なんで答えないんだ?!
A: チッ。。。
AはNO(分からない)の意味でしたにも関わらず、先生はYES(分かります)の意味で舌打ちをとらえ答えないAの態度に疑問を持ち、問題になったのだとか 笑
文化の違いは時に誤解を引き起こします。
お互いを理解しようという柔軟な姿勢が時に求められますね。