旅する女性に恋してはいけない理由

 

以前Huffpostに英文で掲載されたのものです。旅する女性一人でもある筆者は少しグサッと来る半面、こんなロマンチックな女性になりたいという憧れ半分で読んでしまいます。英語の原文はリンクからどうぞ。ここからはその記事の日本語訳を掲載します。

 

 

 

 

 

彼女の髪は無造作で、ブラシでとかさないまま、日に焼けている。彼女の肌はかつてのような美しさとは程遠い。日に焼けたというより、むしろ焦げていて日焼けの線や傷があちこちにある。けれども、一つ一つの傷には面白い話がある。

 

旅する女性に恋してはいけない。
彼女を喜ばせることは難しいから。一般的なモールでの映画とディナーのデートは彼女をうんざりさせるものでしかない。彼女の魂は新たな経験と冒険を切望しているのだ。新しい車や高価な時計で感動させることはできない。そんな自慢話を聞くより、岩を登ったり、飛行機から飛び降り方がよっぽどいいのだ。

 

旅する女性に恋をしてはいけない。
航空チケットのセールのたびに予約をさせ、あなたを煩わせるから。Republiqのパーティーに行ったり、Aviciiのライブに100ドルも払ったりは絶対にしない。同じ値段を払うなら、週末にクラブに行くより、ずっとわくわくする1週間の旅があることを彼女は知っているから。

 

彼女は安定した仕事を選ばない。
もしかしたら、仕事を辞めることを夢見ているかもしれない。彼女は誰かの夢のために必死に働きたく気はないのだ。彼女には彼女自身の夢があり、そこに向かっているのだ。つまりは個人事業主なのだ。デザイナー、ライター、写真家等想像力を働かせて働いている。彼女につまらない仕事の愚痴をいって、時間を無駄にさせてはいけない。

 

旅する女性に恋してはいけない。
彼女は大学の学位を無駄にし、キャリアを完全に方向転換しているかもしれない。もしかしたら、ダイビング・インストラクターやヨガの先生かもしれない。彼女は次の支払いがいつかを知らない。しかし、彼女は機械のように働いたりはしない。目の前の機会を逃さない。そしてあなたにもそんな挑戦を求めている。

 

旅する女性に恋をしてはいけない。
彼女は不安定な人生を選んでいるのだ。彼女に計画や決まった住所は無い。時の流れに身を任せ、自分の心に従うのだ。自分のドラムの奏でる音で踊る。時計を身に着けることは無い。彼女の1日は太陽と月で動いているのだ。波が呼べば、他のことはそっちのけで立ち止まる。それでも人生で最も大切なものはサーフィンでは無いことは知っている。

 

旅する女性に恋してはいけない。
彼女は自分の思ったことを話しがちであるから。両親や友人に良く思われようなんて考えない。相手を敬うことは知っているが、世界的な問題や社会問題について討論することを恐れたりはしないのだ。


彼女があなたを必要とすることは無い。
彼女はあなたの手助け無しにテントを張ることができるし、ダイビングのフィンをつけることもできる。上手に料理し、あなたに食事代を払わせる必要もない。彼女は自立し過ぎていて、あなたが一緒にに旅してくれるかは問題では無い。目的地についてしまえば、一緒にチェックインすることは忘れてしまうだろう。彼女は「今」の生活で忙しい。見知らぬ人と話し、世界中の興味深く、同じような考えをしている人、彼女の情熱や夢を共有できる人達とたくさん出会う。彼女はあなたに退屈するだろう。

 

彼女についていけないのであれば、恋をしてはいけない。
もし、意図せず恋してしまったなら、彼女を引き留めず、行かせなさい。

 

 

 

参考

Don't Date a Girl Who Travels | HuffPost

 

 

 

 

 

 

 

 

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