イタリアンママの本格「パスタ・アラ・ノルマ」レシピ
Every time my Italian ex-boyfriend picked up his phone,
started off "Tomato, cheese, olive, lettuce... " continues.
It's because his mother always asked what he ate first.
- L
イタリア人の元カレが電話に出るたびに
「トマト、チーズ、オリーブ、レタス。。。」って始めてたの。
彼のママがいつも何を食べたかまず最初に聞くからだったの。
‐L
イタリア人といえば食通とママ大好きで有名です。
その家庭料理はシンプルで健康的、見た目にも綺麗なものが多くあります。
今回はシチリア島出身のイタリア人ママから以前教わった郷土料理(パスタ・アラ・ノルマ)のレシピを日本で料理すると時用に少し改良したレシピを紹介します。
改良したのは日本サイズの材料・道具に合わせたからで、味はそのままですよ。
材料 (2~3人)
・ナス 4~5本
・トマト 8個
・ニンニク ひとかけ
・バジル 1食あたり2枚
・リガトーニ*¹ 300g
・植物性オイル
・塩気の強いリコッタ*²
・塩 一つまみ
・砂糖 一つまみ
・コショウ 最後のトッピング
必要な道具
・ソース用の少々厚底フライパン
(後にパスタを絡める際にこぼれない程度の厚さ)
・揚げ物用鍋(またはかなり厚底のフライパン)
・包丁
・ナイフ
・チーズグレーター*³
・キッチンペーパー
*¹「リガトーニ」とは穴の大きな筒状のパスタです。
手に入れるのが難しければ、ペンネなどでも大丈夫です。
大切なのは、穴にナスやソースが絡むことなのだそうです。
*² シチリア島では塩気の強いリコッタを使用するそうですが、イタリアでも他の地域では手に入りにくいのだそうです。
日本でも簡単に手に入る、パルメザン(パルミジャーノ)かロマノ、グラナ・パダーノとして売られているチーズを使うのをオススメします。
注意点として、粉チーズのパルメザンは大分味が違うのでお勧めしません。
*³ チーズグレーターは無ければ日本のすりおろし器でも代用可。
仕上がりの見た目を気にされる方は新たにご準備ください。
作り方
1)トマトを約1センチ角に切ります。
後ほどソースになるので、形は適当でOKです。
2)少し厚底のフライパンに植物性オイルをたっぷりしき、あたたまったら、皮をむいたニンニクを入れます。しっかり油にニンニクの味がでるまで、弱火で熱します。
ニンニクは切ったり、つぶしたりしなくてOKです。
3)トマトをニンニクを炒めたフライパンに加え、蓋をして、20分程度熱します。
トマトから水分が出ますので、水は足す必要ありませんが、焦げないように強火は避け、弱火から中火にしてください。
4)トマトを煮ている間にナスの準備をします。こちらは、2センチ角または縦長にスライスなどお好みの見た目にカットしてください。
5)切れたら、揚げ物ができる厚底のフライパンまたは鍋を用意し、
たっぷり油入れて熱します。
6)十分熱したら、ナスを入れて揚げます。良いキツネ色になったら、お皿に敷いたキッチンペーパーの上へ移し、余分な油を落とします。
ここでナスの処理はいったん終了。
7)トマトがある程度煮崩れてきたら、火から一度離して、トマト用のマッシャーかフォークで残っている部分をしっかり潰します。
5)トマトのフライパンを火に戻し、塩と砂糖を一つまみ足し、余計な水気を飛ばします。
この時、塩と砂糖は弱めに入れることをお勧めします。パスタのゆで汁にもチーズにも塩分が含まれるので、気持ち少なめで十分です。
6)トマトソースの余計な水を飛ばす間に、パスタを準備します。沸かしたお湯に、一つまみの塩を入れ、リガトーニを煮ます。
パスタを準備する時のポイントは、好みの硬さで食べられるように、その少し手前でパスタソースに絡められるようにしておくことです。
例えば、私はパスタはアルデンテ(歯ごたえがある程度の少し固め)が好きなので、その少し前にソースを完成させて、ソースと合わせ、お皿によそって食べ始める頃、ちょうど良い硬さになるように考えながら作ります。
7)お湯を切ったパスタをトマトソースのフライパンに移し、ソースと絡めます。
8)最後にお皿によそります。
パスタ→揚げたナス→(好みでコショウ)→すりおろしたリコッタ(パルミジャーノ)→バジル
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