もてなしドーム・鼓門と駅裏❮金沢❯
2021年11月初旬
Take care to keep open house: Because in this way some have had angels as their guests, without being conscious of it.
Hebrews 13:2.”
― Hebrew Bibles
家の門戸は常に開けておきなさい。
気づかぬ間にゲストとして天使を迎え入れているかもしれないから。
ー旧約聖書
「お金持ちは玄関を広く綺麗にするものだ。」と特にお金持ちではない祖父はよく言っていた。その言葉どうりよく玄関を掃除していたし、時に飾りにもこだわっていたと思う。真実か否か、私には分からない。そもそも本気で言っていたのか、子供騙しに掃除させる口実だったのかもしれない。
ただ言えるのは第一印象がその後の印象も大きく左右することが往々にしてあるということ。
もてなしドームと鼓門(つづみもん)はまさに良い例だ。金沢駅はアメリカの大手旅行雑誌『トラベル・レジャー』Web版で、「世界で最も美しい駅14選」の一つに選ばれたことでも知られている。だが、何よりその綺麗さ·清潔さは類をみない。その理由の一つが鷹というのは実面白い。建設時、美しいアーチと内側のパイプを見た担当者の懸念点は鳥の糞だったそう。確かにどんなに美しい建造物でも、落とし物がいつ投下されるかと思うと、おちおちと座ってはいられない。そこで出されたのは結果は、鳥よけのスパイクではなく、鷹だった。なんでも加賀藩の時代から鷹は重宝されていたそう。これが本当に鳥を寄せ付けないとのことだから、自然と本能の力は凄い。現在でも時折鷹を飛ばしているとのこと。出会える人は羨ましい。
時間によってライトアップの色が変わる
ご当地キャラに出会えた。ひゃくまんさんと言うらしい。
鼓門からまっすぐ駅を出ると正面に噴水がある。凄いのは、文字や時間が表示されているところ。
反対に戻って、もてなしドーム。撮影したのは別の時間帯。
駅構内を突っ切って、西口
美しい玄関口を通り過ぎた頃には、おしゃれな街・金沢が刷り込まれていた。