2021年11月初旬
- 愚者は経験に学ぶ、賢者は歴史に学ぶ
- ビスマルク
考えてみれば大学時代から白山という名前には縁があったようだ。だがしかし、ここは東京から遠く離れた石川県にある。御鎮座2100年を越える当社は、霊峰白山を御神体とする全国白山神社の総本宮、白山比咩神社(しらやまひめじんじゃ)を訪れた。全国に白山神社は3,000社あるそうだから、私が学生の頃親しんだ地名がその一つでも不思議では無い。
ちなみにこの神社の読み方は白山と書いて「しらやま」と読む。ややこしいのは名物も含め、地名を利用し白山とつくものが多いが「はくさん」と読む名称も混在しているところ。そう、石川県・白山市(はくさんし)に位置している。
この神社へは金沢駅から直行バスで約50分で着く。神社に入る長い階段の下には名物のお菓子屋さん、いや甘味処があるらしい。が、今回はパスした。
長い階段には立派な杉が並ぶ。
左にある細い杉が分かるだろうか。この杉は実際には細くない。都市で見かける杉はこれくらいだ。ただ他があまりにも立派で細く見えてしまうだけだ。
階段を上りきると立派な神社がある。神社なので派手さはない。信仰心のない人はこれだけのために足を運ぶほどではないかも知れないが、周囲の雰囲気も含めて素敵な場所なので、お近くに行く人や通り道にできる人は立ち寄ると良いと思う。心休まる場所なのは確かだ。
周囲に食事どころや出店はたくさんあった。きっと北陸中心とする信仰のよりどころに人々が多く集まってきた歴史があるのだろう。敷地が広いので混んではいなかったが人は常にやってくる。
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