圧巻の地中美術館とアート・パス【直島・香川】

2021年12月

 
‐真の芸術作品は神の賦与する完成の影にほかならない。
 

 

 

地中美術館は言わずと知れた近年のマスターピース。美術館自体が芸術作品だ。

 

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地中美術館

一部、建物は撮影可能だ。モネの睡蓮の展示が見たくて直島まできたのだが、他の作品にもこんなに圧倒されると思わなかった。お見せできないのは残念だが、この洗練された光のアートたちは是非実際に見て・体感して頂きたい。特にジェームス・タレルの作品には度肝を抜かれた。

 

地中美術館のHP

benesse-artsite.jp

 

この美術館に入場するには、事前に時間指定の前売り券をインターネットで購入する必要がある。とはいえ残りがあればスマホで当日に購入することも可能だ。ここで少し手間なのは、別館にて紙のチケットに引き換えてもらわなければいけない。

 

そのあと、誰でも(チケットの無い人も)滞在できるガーデンを通過して、入り口へと向かう。

 

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モネの睡蓮のモデル、ジヴェルニーを再現したガーデン


モネが睡蓮の作品を描き続けたジヴェルニーの水辺を再現したもの。この奥に池がある。ジヴェルニーに行ったことは無いが、柳の木はフランスの水辺をいとも簡単に思い出させてくれる。

 

この庭でニュージーランドで気に入っていた花も見つけたので貼っておく。これもフランスの原風景と関連があるのかしら、とふと思う。

 

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ニュージーランドで好きだった花

 

芸術作品に話を戻す。

地中美術館にウォルター・デ・マリアの展示があるが、気に入った人はベネッセハウス周辺の屋外展示もあるので観に行くと良いと思う。

 

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ウォルター・デ・マリア 作「見えて/見えず 知って/知れず」

 

直島のアートサイト3か所はアート・パスの対象。

3か所とは、地中美術館、ベネッセ・ハウス、家プロジェクト。

アート・パスを提示するとスタンプと3か所の内いずれかで100円の割引を受けられる。

 

アート・パスを利用できる美術館のある場所は①六本木【東京】②金沢【石川】③直島【香川】。地中美術館とは関係ないが、直島には金沢の美術館と共通する作品もあった。そのうちの一つがこちら。こんな素敵な駐輪場なら通勤・通学もちょっとした日常が豊かな気持ちになりそうだ。

 

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駐輪場

 

残すところは六本木の美術館のみ。東京に住んでいるので、近いうちにご紹介できるかも。コンプリートできるので今から楽しみだ。

 

 

もう一つのアート・パスを使える場所、金沢21世紀美術館

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香川旅行の記事のインデックスはこちら

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もう一つの見どころ、ベネッセハウスミュージアム

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見ごたえのある、家プロジェクト

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