広島でミニお好み焼きは粋な店主の露店、●●焼で【広島・広島】

2020年秋 


 

- All sorrows are less with bread.

 

‐ Miguel de Cervantes Saavedra

 

‐あらゆる悲しみはパンがあれば少なくなる

 

-ミゲル・デ・セルバンテス

 

 

広島城天守閣に向かう途中、この日は吉日だったのか七五三とおぼしき家族がいた。

 

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そんな時に決まって現れるのは屋台だ。取り分け惹かれたのがこれ。ミニお好み焼きだ。この小さな誘惑に大きく心を惑わされるのはここが広島だからである。
 

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東京でお好み焼きの屋台を見かけると、たいていは「広島風 お好み焼き」と書いてある。でも広島で見つけたものは「●●焼き」という名のミニお好み焼きだ。
 
「1つ下さい」とお願いし、用意できるまで店員さんと観光に来ているなど他愛ない話しをして待つ。「あいよ」と手渡されたのは2つ入り。驚くと「もう店仕舞いの時間だから」とサービスしてくれた。なんと粋なお店だろう。
 

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そばは無く、卵が中に入っていた。ソースはしつこくなく甘めである。
自粛明け少ない体力で、まだまだ続くこの長い日に大きな活力をくれた。
 
 
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