ワシントンホテルの朝食で見た3人の異なる女性たち【佐世保・長崎】
2022年3月末
‐ 病気は食事療法と運動によって治療できる
‐ ヒポクラテス
ワシントンホテルの朝食ブュッフェは前日までの事前申込でお得。翌朝の当てもなかったので着いた日の夜に申し込んだ。
ワシントンホテルHPの朝食ページ(外部リンク)
ご当地名物から定番朝食までずらりと並ぶ。美味しそうなものばかりだったので朝食とは思えない量を取ったが、しっかり食べた。結局かなり運動することになかったので、1日の始まりにこれは正解だったが、この時は知るよしもない。ちなみに味は実際どれも美味しかった。
席に座り、頬張りながら、右隣のご年配の女性と部屋の左端の20歳くらいの若い女性を見て、ふと思う。こういう時に座る位置や取るものは意外と心境を表しているのではないだろうか。
20代後半女性(わたし):
一人旅の私が座った位置は部屋全体の見渡せる眺めのよいカウチ(ソファー)、取ったものは美味しそうなもの全部。旅行でカロリーなんて気にしない。
隣の70歳は越えているであろうご年配の女性:
やはり全体の見渡せる特等席でヨーグルトと漬物を平らなお皿にこんもり乗せる。
深いボールタイプのお皿もあるのに、なぜ平たいお皿にそれを盛る?と溢れんばかりのお皿に注がれる周囲からの視線をもろともしない。
20歳くらいの若い女性:
1人でもしっかりメイクとおしゃれを欠かさない。片側が壁で隠れる安全地帯、部屋の左隅で、スマホをポチポチ触りながら食事中。
左を見ては、あー、私ももう少し若い時は1人で食べることは苦でなくとも、なんとなく端でこっそり食べながら退屈というか、どことなく寂しくなってスマホいじりながら食べてたな、ともの思いにふける。
右を見ては、あー、私もヨーグルトに漬物に片足突っ込んでるのかな。いやいやヨーグルトに漬物は無しだろ。しかも深いお皿あるのに平らなお皿で。。。と内心一人でノリツッコミ。
そんな1人遊びと妄想を楽しむ自分にだんだん笑いがこみ上げてきたところで、コーヒーを入れて、新たな1日を始めることにした。
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