展海峰で春との出会う【99島・長崎】

2022年3月末


 

‐人生には、座る場所はひとつあればいいんだ。
俺は、座って海を眺めるための岩を持ってるよ。
それ一ヵ所があれば、充分なんだ。

 

-北方謙三

 

 

最後の展望地、展海峰につくとまず迎えてくれたのはのどかに暮らすかわいい子。

 

 

ステキな景色を独り占めしていた。

 

駐車場の奥には春真っ只中と言わんばかりに菜の花が咲いていた。広い広場なので見ごたえがある。

 

 

桜の前には結婚式の前撮りらしきカップルもいた。

 

 

展望台の近くにではガイドを連れた観光客が説明を聞いていた。私も素知らぬ顔で参戦。学生の貧乏旅で培った図々しさはいくつになってもなかなか変わらない。

 

展望地には著名な作曲家の田中穂積先生の像や

 

田中穂積先生の像

 

歩いてきた船越が見える。船越の地名は入り組んだ海岸をぐるっと回って対岸に行くより、船を担いで超えたほうが速そうだという昔の人の考えからついた地名だそう。確かにと頷ける。

 

船越

 

ここは高台もある。

 

 

私の力量では写真は反射でピンときづらいかもしれないが、壮観な眺め。さすが、王道の見晴らし台である。夕焼けまで綺麗に見えたら最高だろう。

 

 

しばらくすると、ここに来る前のかき焼き小屋で会ったブラジル系アメリカ人の女性に会った。彼女も歩いてきたらしい。どうやら私も外国人だと思ったのか最近はどうだとか、ここをどうやって知ったとかそんな会話から始まり、しばらく他愛おしゃべりをした。

 

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私が乗ろうとしていたバスの時間が差し迫った時、長崎のバスの時間がいつも正しいとは限らないと話すと日の入りまでここに残ることを希望していた彼女は一緒にバス停まできてバスの運転手に一緒に確かめることになった。

 

バスが来ると始発のはずなのに出発する時間だった。終バスの時間とそのバスが来るを確認して、慌ただしく新しくできた友人にはさようならと別れを告げる。彼女はこれから東京で暮らすそうなので、いつかまた会える日はあるだろうか。

 

バスはゆっくり佐世保の街に戻って行く。ここで長崎のバスが遅れる理由を知ることになる。細い坂道が多いのだ。混んでいる道も見かけないのによくここのバスは遅れるなと内心心なく思っていたが、どうやらここでの運転には高い技術がいるよう。バス同士がすれ違えるスペースが限られているため、運転手さんはお互いにすれ違うタイミングを体感でなんとなく把握しており、そのバスと大きな道ですれ違わない時はお互い大きい道で待機し調整するとだとか。そんなご当地事情をバスで聞けただけでもラッキーだった。おしゃべり好きはこういう時に得をする。気さくなバスの運転手さんにも感謝。地方はこうやって気軽話せる人が多いところが好きだ。

 

少し浮かれた気持ちで佐世保へ向かう。なんたって次は夜ご飯の時間なのだから。名店で佐世保バーガーを食す。次回お楽しみに。

 

 

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