小笠原行き、おがさわら丸に乗船するまでから船内探索【小笠原・東京】
2022年4月
‐ 漁師達は、海の危険性と嵐の恐ろしさについて、知り尽くしている。
しかし彼らは、これらの危険性が陸にとどまる十分な理由になるとは、決して考えない。
‐ ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ
小笠原行きの船は東京の竹芝客船ターミナルから出ている。
竹芝客船ターミナルへは竹芝駅(ゆりかもめ)はもちろん、浜松町駅(JR)、大門駅(地下鉄都営浅草線)からも徒歩で行ける。
下の地図の黒は駅名、黄色は竹芝客船ターミナル、ピンクはファミリーマート(コンビニ)がある。忘れ物した人はここのコンビニでも大抵の必需品はそろう。出航前のコンビニはご飯などを買う人で混んでいたので、行くと決めている人は少し早めに来ると良いと思う。私は、船の中にレストランがあると知っていたので、大きなボトルのミネラルウォーター以外買わなかった。
ターミナルでチェックインを済ませ、順番に船に乗り込む。
結構大きな船。ちなみに楽天モバイルのネットを使っている私はこの時点でネットワークが入らなくなったので、6日間Wifi無しではほとんど連絡が取れなくなる前に連絡したい人がいれば、先に済ませておくことをお勧めする。
船がお台場を出るところまで、屋上デッキから見守ってから船内へ戻る。
ちなみに屋上デッキには大きな椅子がいくつもあるので、晴れている間は結構みんな昼寝をしたり思い思いに過ごしている。
時期もあるかと思うが、気づいたのは船に乗っていた多くの人が旅慣れている。一人旅の人も多く、野鳥などの自然を追いかけているタイプのすごいカメラを持っている人もたくさんいる。暇な時間を上手く使うのに慣れている雰囲気の人ばかりだった。
部屋は雑魚寝から一等室の個室まで色々ある。前回の記事で紹介したおがまるパックで申し込むとデフォルトと写真のようなベッドになる。2段ベッドになっていて、下のカプセルホテルのカプセルみたいな穴蔵が私の寝るところだった。中は電気をつけることができ、コンセントもある。人一人寝るのには十分なスペースだ。
写真を取っていなかったが船内の広場のようになっているところには、インフォーメーションセンターや売店、小笠原の資料コーナーがある。
また、衛生的なトイレやシャワールーム、給湯スペースもある。
その他、レストランやカフェも備わっている。
あえて人気のないタイミングで撮影したので、空いているが、ご飯のタイミングでは結構混み合う。ただ、恐らくコロナ前と比べると込み具合はひどくないのではないかと考える。というのも、相部屋に関して人数制限をかけているようで、チケットはほとんど残っていなかったのに相部屋のベッドは半分程度しか埋まっていなかった。今ならではでゆったり過ごせるのはお得かもしれない。
次回は船内レストランと食事を特集する。
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