It is better to live a balanced life,
making time for a satisfying social life and pursuing interesting activities outside of work.
- Ted Zeff
ライフワークバランスのとれた人生を送る方がいい。
満足のいくソーシャルライフの時間を作り、仕事から離れたおもしろい活動にお金を費やすほうが良い。
ーテッド・ゼフ
これから働き始める人、新たに仕事を探す人の一つの視点になれば幸いです。
仕事をしながら休日は翻訳学校で日英、英日の翻訳を学んでいます。
翻訳を学ぼうと思ったきっかけは転職を考えたことでした。
社会人になり、金融機関の事務職として働く中で、「自分の技能がある金融機関内でしか役に立たない」とても不安定なものであると自覚したこと。また、それが今後機械がとって代われるものであることに危機感を感じました。
新しい仕事の可能性を模索する中で気づきがありました。
学生時代に就職活動をしていた時は
①安定した(大)企業
②少なくとも3年はやっていけること環境がある
③やりがいがあること(その仕事の社会的意義を理解する)
等が重視されているよう思いました。
もちろん生活の安定やその仕事がどう社会と結びついているかを知ることは大切なだと思います。
しかし、それはたった一度の人生で平凡に生きるため、そして企業という社会に経済的な安定を依存し安心をいるために、長時間の労働やわざわざラッシュアワーの電車に乗るのに足る理由にはなりませんでした。
むしろ、リーマンのように世界的に大きな金融機関が破たんしたり、ヨーロッパの国々が財政危機におちいる世の中で、安定とは「企業」そのものではなく、働き手の技能そのものにあるように思えます。
では、どのような技能を手に入れれば良いのでしょう。
「蓄積される技能」を身に着けることは一つの案かもしれません。
すぐに、移り変わる業界、例えばIT業界ではその技能を常に更新し続ける必要があるかもしれません。
さらに、もう一つ考慮しなければならない点として、機械にとって代わられる分野の仕事、例えば一般事務職やドライバーなどは一層厳しい競争にさらされるということです。
この様子を経済学のゲーム理論に木暮太一氏は例えています。
労働経済学を学生時代学んでいた際に重宝した本の一つです。
とても読みやすいのでおススメです。就活生は是非一度読んでみてください。
学んだものが将来に渡って生かされていく仕事や技能はきっとこれからの時代でも役に立つことでしょう。