トルコのみんなでわいわい結婚式 ~披露宴~
hep beraber
‐turish cliche
みんな一緒に
-トルコのクリシェ
これは個人的な経験であり、全ての結婚式に当てはまるわけではないでしょう。
また、トルコので中流階級人々の結婚式であることをご理解いただければ幸いです。
前回、結婚式のイントロダクションとして、トルコの大家族の話をしました。
今回は、当日のお話しです :)
トルコの結婚式に出席するのに招待状は必要ありません。
入口にいるセキュリティーに新郎新婦とどういう繋がりで、そこにいるのか説明できればOKです。笑
会場に入っても決まった席は用意されていません。好きなところに座っていいのです。たいていは、身近な親戚や知り合いを見つけてその近くに座ります。
食事は出てきません。飲み物はまばらにありますが、持ち込んだ方がいいかもしれません。
ちなみに、ドレスコードもないので、ジーンズにシャツで来る人もいるなど、とてもカジュアルな雰囲気です。もちろんドレスアップして行って問題ありませんし、より良いとは思います。
少しすると、新郎新婦が入場します。
これは、結婚式らしい場面ですね。
このあと、お祝いの賛辞が2人に贈られたあと、一般参加者が2人の前に並んで、お礼のアナウンスが流れる中、お金や金を渡しに行きます。
上の写真のように、基本的には2人が身に着けている紐にくっつける形で渡します。
トルコではお祝いは「お金」か「金」を渡すのが一般的なんだそうです。
金額は友人や親戚なら、20リラ~40リラ(約1000円~2500円)で十分だそうです。しかし、渡さない人も大勢います。必ずしも必要ないのですね。
このあとケーキカットがあり、徐々にそのケーキが配られていきます。
席は適当なので、食べたい人はどこかにあるケーキをもらって食べればいいのです。これが唯一配られる食べ物です。
このあとはみんなでダンスへ移ります。
手を繋いで、輪になって踊る、踊りたい人だけが。。。
本当に寛容な人たちです。笑
初めましてでもすぐ友達になってしまいます :)
伝統の音楽やトルコ独特のポップスのリズムに乗って、誰がともなくリードしみんな一緒に踊ります。そして、ダンスを上手に踊った女性にはお金を服に挟みます。例えば、ワンピースの肩の部分とか、女性同士であれば、胸元に入れることもあります。
ここまでくると会は終盤です。
トルコの結婚式は自由集合、自由解散です。帰りたい人から、帰ってしまいます。そして、多くの人は正直早く帰りたいと思っているようです。なぜなら、大家族ゆえに、来週もそしてきっと再来週も結婚式があるから。。。笑
トルコの結婚式といっても、噂によると、トルコのいわゆる上流階級の人々は日本やジョージアの結婚式に近いものを行うそうです。
大切な人みんなで楽しめば、豪華な料理やパフォーマンスが無くても記憶に残る特別な日になるのかもしれません💖
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