料理・レシピ・レストラン

カメ寿司も、「島寿司」で小笠原の郷土料理を堪能【小笠原・東京】

2022年4月 ‐ 地球上の生命はみんな海から生まれた。 地球がすべての生物の母であるとすれば、海はその子宮である。 - ジャック・マイヨール 小笠原諸島の父島へ着いた最初の食事、お昼ごはんは郷土料理(お寿司)にすることにした。行ったのは「島寿司」さん…

おがさわら丸での食事~往路編~【小笠原・東京】

2022年4月 - 美食は剣よりももっと多くの人を殺す - フランスのことわざ 東京本土と小笠原を就航するおがさわら丸にはレストランがある。写真はあくまで一角なので結構広いが、食事時には多くの人で賑わう。食事時間外では小笠原のレクチャーなどでも用いら…

長崎港で「じげもん」の海鮮丼を味わう【長崎・長崎】

2022年3月末 - 海は人に新しい希望を与え、眠りは家族の夢を運んできてくれる。 - クリストファー・コロンブス 帰りのフライトはお昼過ぎだったので、ランチは買って持ってい行くことにした。 選んだのは海鮮丼を扱う「長崎港」。この日の朝参加した軍艦島の…

長崎名物のトルコライスをツル茶んで食す【長崎・長崎】

2022年3月末 ‐友人のいない人生は塩気のないピラフである ‐ウズベキスタンのことわざ この日の夕飯はご当地グルメのトルコライス。九州最古の喫茶店、「ツル茶ん」へ食べに来た。 トルコライスとはピラフ・スパゲッティ・カツなどの揚げものが乗った日本風洋…

江山楼で豪華なちゃんぽんを堪能【長崎・長崎】

2022年3月末 ‐生きるために食べなさい、食べるために生きるな。 ‐ソクラテス 何と言われようと、食べることを生きがいとしている私。 長崎といえば、皿うどんとちゃんぽんは外せない。 以前、四海樓(しかいろう)の皿うどんが絶品と聞いたのでお店へ。 外部…

佐世保バーガーは元祖ベーコンエッグバーガーで有名なBig Manで【佐世保・長崎】

2022年3月末 ‐全員が美味しいという料理はこの世に存在しない。 ‐陳健一 佐世保といえば佐世保バーガー。ご当地名物に疎い私でも聞いたことがある。横浜では食べたことがあるが、本場にきたからには是非食べに行かなければと選んだのはBig Man。ベーコンエッ…

ワシントンホテルの朝食で見た3人の異なる女性たち【佐世保・長崎】

2022年3月末 ‐ 病気は食事療法と運動によって治療できる ‐ ヒポクラテス ワシントンホテルの朝食ブュッフェは前日までの事前申込でお得。翌朝の当てもなかったので着いた日の夜に申し込んだ。 ワシントンホテルHPの朝食ページ(外部リンク) washington-hote…

オススメ!レモンステーキ専門店、レモンレイモンド【佐世保・長崎】

2022年3月末 - レストランで食事を一緒にしている夫婦たちの様子を見たまえ。彼らが押し黙っている時間の長さが、夫婦生活の長さに比例しがちである。 -アンドレ・モーロワ ホテルに荷物を置いてレモンステーキを食べに行く。レモンステーキは佐世保の名物。…

ハウステンボス前、岩崎本舗の角煮まんで腹ごしらえ【佐世保・長崎】

2022年3月末 ‐食物の最上の調味料は飢えなり、飲物のそれは渇なり。 ‐マルクス・トゥッリウス・キケロ ハウステンボスのフリーエリアに向かう前。 荷物から解放されたら、ハウステンボス前の角煮まん、またまた腹ごしらえ。入り口付近で角煮まんを見つけしま…

本場讃岐うどんを成田空港で【成田・千葉】

2022年3月末 ‐旅を思い出すことは、人生を2度楽しむこと。 - フェリックス・メンデルスゾーン また成田空港へ戻ってきた。今回は長崎へ3泊4日の旅である。このままコロナの影響がつづけば、国内線LCCが使用している第3ターミナルの常連になりそうだ。 今回…

神戸の空港で最後の晩餐【神戸・兵庫】

2019年秋 ‐脂肪分は食べ物に味わいを与える ‐ジュリア・チャイルド 旅の最後の楽しみは、時に残った時間をいかに空港で有意義に過ごすかで決まる。 今回は「美味しい兵庫」を堪能することにした。 選んだのは兵庫のB級グルメらしい「そばめし」。 聞いたこと…

140年以上の歴史あり、ほんのり甘い亀井堂總本店の瓦せんべい【神戸・兵庫(東京より)】

2022年春 ‐ The gentle sweetness... - M -あの、ほんのりとして甘さ… - M 先日会社の先輩が退職された。家業のお菓子屋さんを継ぐからとのことだった。そこでご挨拶にいただいたお菓子。ふと包装紙を見たら「元祖瓦せんべい」と書いてあった。普段は頂いた…

神戸のオシャレなパン【神戸・兵庫】

2019年秋 ‐人はパンのみに生くるものに非ず、されどまたパンなくして人は生くるものに非ず。 ‐河上肇 素敵な街にはどうしてこうも美味しいパン屋があるのだろう。 石川県の金沢といい、兵庫県の神戸といい。 たまたま神戸牛を食べた後、美味しそうなパン屋が…

神戸牛・鉄板焼きの隠れ家【神戸・兵庫】

2019年秋 - 健康的でバランスの取れた食事をとることは大切だが、それにのめり込み過ぎないようにしなさい。食べ物を楽しむこともまた大切なことだ。 ‐ケイティ・テイラー 美味しいものが大好きなくせに高級店とは無縁な私が行ったこのお店はかなり正解だっ…

四谷で出会った東南アジア料理の隠れ家、Green【四谷・東京】

2022年1月 ‐おそらく、食べ物は皆を1つにまとめる力を持っている唯一の普遍的なものだ。どんな文化でも、世界中のあらゆるところで、人々は集まって食事をする。 ‐ガイ・フィエリ 四ッ谷駅から徒歩5分程度の距離にあるタイとベトナム料理が食べられるお店、G…

明治34年から続く広島の穴子飯、うえの【廿日市・広島】

2020年秋 ‐良い料理人は幸せを分配する魔女のようなものだ。 ‐エルザ・スキャパレッリ 広島の穴子飯が有名とは知らなかった。考えてみれば、この前の年に神戸でも食べた気がする、とふと思い出し調べてみると瀬戸内海挟んで両側で名物のようだ。実際、この翌…

王道の名物で溢れんばかり、宮島の食べ歩きでお腹がはち切れそうに【宮島・広島】

2020年秋 ‐偉大な思想は胃袋から生れる ‐ヴォーヴナルグ 宮島といえば、厳島神社。くらいにしか思っていなかった私にはかなり驚く美食の宝庫だった。それもお手軽なラインアップが嬉しい。今回は食べ歩き編。この時記事にする気は全くなく自分の記録用だった…

沖野水産の優しい気づかいと、よく火の通ったカキ【宮島・広島】

2020年秋 ‐人々はあなたの美徳によってあなたを罰し、あなたの過ちによってあなたを許す ‐ニーチェ せっかくの広島なので宮島では何度もカキを買った。食べ歩きの話はまた別にまとめようと思うが、今回はそのうちの1軒のカキ直売店、沖野水産での話である。 …

透き通ってダシの効いた憧れの広島うどん【宮島・広島】

2020年秋 ‐心が純粋な人だけが、美味しいスープを作ることができる。 ‐ディオン・ルーカス ずっと薄茶色の透き通った汁のダシの利いたうどんに憧れていた。母がいつも広島の透き通ったうどんは美味しくて忘れられないと言っていたからだ。 東京で出されるう…

三段峡でつまみ食い【安芸太田町・広島】

2020年秋 ‐神々は人々に食物をつかわしたが、悪魔は料理人をつかわした。 ‐レフ・トルストイ 三段峡のトレッキングを終えたら、つまみ食い。広島市内に帰るバスを待つ間には誘惑が多い。私が20代の若者であることを考えれば大した運動でもないだろうに、ちょ…

広島のお好み焼き名店、八昌と時勢に翻弄される人々【広島・広島】

2020年秋 ‐People will travel anywhere for good food. It’s crazy. ‐Rene Redzepi ‐美味しい食べものを求めて人はどこへでも行く。いかれてるよ。 ‐レネ・レゼピ 名店、八昌についた時、時刻はすでに19時過ぎだった。あまりの長蛇の列に慌てて近くのトイレ…

広島でミニお好み焼きは粋な店主の露店、●●焼で【広島・広島】

2020年秋 - All sorrows are less with bread. ‐ Miguel de Cervantes Saavedra ‐あらゆる悲しみはパンがあれば少なくなる -ミゲル・デ・セルバンテス 広島城の天守閣に向かう途中、この日は吉日だったのか七五三とおぼしき家族がいた。 そんな時に決まって…

微笑みの国タイのホスピタリティーとパッタイ、大人気の老舗・ティップサマイ プラトゥピーにて【バンコク・タイ】

2016年 夏 - The best secret spice was your sweet heart and the hospitality. - M - 最高のスパイスはあなたの優しい心とホスピタリティー -M 微笑みの国、タイ。ホスピタリティーは言わずと知れたもの。 これはタイ・バンコクにあるパッタイ名店での出来…

高松で出会ったベトナム料理の良店、I-NGON (アイゴン)【高松・香川】

" data-en-clipboard="true"> 2021年12月 " data-en-clipboard="true">‐匂いほど、過去をはっきり思い出させてくれるものはない。‐ ‐ウィンストン・チャーチル " data-en-clipboard="true"> " data-en-clipboard="true">東京から香川まで行って美味しいベト…

桃太郎茶屋であんもち雑煮とお話し好きなおばあさんと【高松・香川】

2021年12月 ‐おそらく、食べ物は皆を1つにまとめる力を持っている唯一の普遍的なものだ。 どんな文化でも、世界中のあらゆるところで、人々は集まって食事をする。 ‐ガイ・フィエリ 香川のご当地名物の「お雑煮」を食べたくて、桃太郎茶屋へやってきた。屋島…

うどんの名店「手打ち十段うどんバカー代」で初の釜バターうどんを味わう【高松・香川】

2021年12月 ‐朝食は王様のように、昼食は王子様のように、 そして夕食は貧乏人のように食べなさい。 ‐アデル・デイビス 高松のうどんの名店といえば「手打ち十段うどんバカー代」。 ここの名物の1つはこの店発祥ともいわれる釜バターうどんだ。 行ったのは平…

世界一ホスピタリティーに溢れる空港でタイを料理を味わって【成田・千葉】

" data-en-clipboard="true"> 2021年12月 " data-en-clipboard="true">- 故郷に戻り慣れ親しんだ枕に頭をしずめて休むまで、その旅がどんなに美しいものだったか誰も実感することはできないのだ。 " data-en-clipboard="true"> " data-en-clipboard="true">-…

瀬戸内海の海の幸を堪能するなら「天勝」へ【高松・香川】

2021年12月 ‐料理は、子供の遊びであると同時に大人の喜びだ。そして、慎重になされる料理は愛の行為である。 ‐クレイグ・クレイボーン 高松に帰ったら、この日は瀬戸内海の幸に舌鼓。インターネットで香川の海の幸を調べると出てくるのは高松駅からかなり離…

表参道から駅まで、寄り道とお土産と食べ歩き【琴平・香川】

2021年12月 ‐空腹では隣人を愛せない ‐ウッドロー・ウィルソン こんぴら参りから下り、またまた腹ごしらえとのんびり観光。 まずは暖かくて甘いものが欲しくなった。「あめゆ」という名だった気がする。レモン味を買った。優しい味のホットレモンのような味…

定番、こんぴらうどん【琴平・香川】

2021年12月 ‐人々は美味しい料理を求めてどこにでも旅行する。なんてクレイジーなんだ。 ‐レネ・レゼピ 香川の讃岐うどんはこんぴら参りに来た人々から広まったらしい。讃岐は今でいう丸亀市の辺りが中心だったようだが、少し離れたこんぴら参りの影響はそれ…