2020年秋
‐心が純粋な人だけが、美味しいスープを作ることができる。
‐ディオン・ルーカス
ずっと薄茶色の透き通った汁のダシの利いたうどんに憧れていた。母がいつも広島の透き通ったうどんは美味しくて忘れられないと言っていたからだ。
東京で出されるうどんの汁は一般的に茶色で醤油の味が利いている。それとは全然違うと絶賛されるうどんに興味を惹かれていた。景勝地、弥山(みせん)に向かうリフトの前にその店はあった。ちょうどお腹も空いていたし、何より写真を見てピンときたのですぐに注文した。
出された広島・宮島の牡蠣うどん
外部リンク:もみぢ荘(食べログ)
うどんは柔らかく、汁はお出汁がかなり利いていた。確かに醤油の力を借りなくても十分味を感じる。名物の牡蠣が4つも入っているということもあって気分が乗ってきた。
お店の人に弥山について質問するとなんと帰りの新幹線に時間に間に合わなくなる可能性があることがわかった。仕方がないので諦めた。
残念な気持ちはありつつも、こういう時に温かくて優しい味の美味しいものがあると救われる。
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香川のうどん達