2020年秋
‐神々は人々に食物をつかわしたが、悪魔は料理人をつかわした。
三段峡のトレッキングを終えたら、つまみ食い。広島市内に帰るバスを待つ間には誘惑が多い。私が20代の若者であることを考えれば大した運動でもないだろうに、ちょっと動くと「Well...I deserve it.(今の私はご褒美をもらうのに値するわ)」と悪魔が耳元でささやく。 まずは田舎だんごと私が勝手に命名している団子。
バスの停留所付近には数軒のお土産屋さんと食事処がある。中でもかなり並んでいた。囲炉裏に並べられたお団子と店員さんはかなり良い雰囲気を醸し出していた。
味はほんの少し甘く、かなり柔らかい。うーん、どうして山へ行くとたいていお団子屋さんがあるのだろうか。それにどうして普段手に取ることもないのに山にあるというだけでこれほど魅力的に感じてしまうのだろうか。
勢いがついて続いてチキンも買ってしまった。時間があるとはなんと罪なことだろう。とにかく美味しかった。
誘惑には勝てなかったが、後悔はしていない。我ながら良いチョイスだったと思う。
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