世界一ホスピタリティーに溢れる空港でタイを料理を味わって【成田・千葉】

2021年12月

 
- 故郷に戻り慣れ親しんだ枕に頭をしずめて休むまで、その旅がどんなに美しいものだったか誰も実感することはできないのだ。
 
 
 
国内線だが久しぶりに成田空港を利用する機会があった。フライトまで時間があり、せっかくなので第一ターミナルのタイ国料理ジャイタイへ行った。
 

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外食の機会がめっきり減ったので、貴重さゆえに注文するまでかなり悩んだが、結局パッタイを注文した。サーブされた料理はかなりボリュームがあった。どちらかというと甘めの味付けで美味しかった。食べきれなかったため、お店の人の手の空いてそうな時を狙って声をかけ、持ち帰り用のタッパーをもらった。
 

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パッタイ

 

外部リンク:成田空港HPのタイ料理ジャイタイ、ウェブページ

www.narita-airport.jp

 

この機会なので現在の成田空港についてもレポートする。コロナの影響はまだまだ続いているようで、レストランやお店はかなり閉まっている。お店にいる人はまばらだが心なしか海外の料理に人が入っている気がした。筆者が海外旅行によく出ていた頃は短くとも1か月以上日本へ帰らないことが多かったので、空港ではよく日本食を食べていた。しかし考えてみれば今回はタイ料理を選んでいるように、国内線が多くなれば選ぶ料理も変わるのかもしれない。
 
まだお昼頃だというのに電光掲示板が埋まっていないのを初めて見たら、急に寂しくなった。
 
最近現金を使う機会がほぼないので、地方へ行くのにすっかり現金をおろすのを忘れていた。慌ててチェックインカウンターのあたりでATM を探していると、清掃係の人が広いターミナルの中の案内をかって出てくれた、分かりづらい場所にあるからと。その人は道中、以前の成田空港の賑わいについても話してくれた。数十回お世話になったことのある程度の筆者ですら寂しく思えたので、きっとここで働いてきた人にとってはもっと感慨深いことなのだろうと思いつつも、大変な時にもこんなにホスピタリティーに溢れた空港は世界中でもここだけなのではないかと心の奥が温かくも感じられた。
 

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日中にも関わらず多くの店が閉まっていた

 

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