2021年12月
‐祓え給い、清め給え、神かむながら守り給い、幸さきわえ給え
‐神社のお祈り
本宮からの奥社までの道のりは長く、また沢山の神社に出会う。
その一つが白峰神社。同じ白峰神社と名がつくが、どうも以前紹介した北陸の白峰神社とは関係がないよう。掲示には達筆な筆字で皇族との縁が記載されていた。神社の歴史には詳しくないので間違っていたらごめんなさい。
ここからまだまだ登っていく。途中恰好の良い休憩所などがあるものだから、疲れている分、勘違いで時折「あ、やっと着いた」と思わせぶりなところが憎い。ここまで赤ちゃんを抱いて連れてくるお母さんがいた。母は強しである。
途中でぐずっているのを見かけた4歳くらいの女の子もここに到着した。上がってきた時には、周りの人達みんなから褒められて、得意げになっていたのがなんとも可愛く。
微笑ましかった。
お札などを買える場所で祈祷をお願いしている人もいた。奥社までたどり着くと、1,368段登ったことになるようだ。ここでこの数字を見た時は「おおよく頑張ってきたなぁ。」という気持ちと「え、これだけ疲れてこんなものなの」という気持ちが半々だった。日ごろの運動不足も馬鹿にはできない。とはいえここまで来る人も多くはない。本宮までで引き返す人も多いのだ。奥社は嚴魂神社ともいうようで、御朱印ももらえる。この時はコロナ対策で書置きであった。
奥社自体はこじんまりしているが、こちらでも素晴らしい景観が見渡せる。ここまで来ると一般的に往復3時間の旅になるが、お参りの前後に表参道でのんびりしたり、こうやって良い景色を眺めることもできるから、高松からだど1日がかりで堪能する旅になる。雰囲気がとっても良いので、ゆっくり時間をとって訪れることをお勧めする。
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