2023年7月
- When you travel, remember that a foreign country is not designed to make you comfortable. It is designed to make its own people comfortable.
- Clifton Fadiman
- 旅をする時は、外国はあなたを快くするために出来ていないと覚えておきなさい。
その国は、自国の人を快くするために出来ているです。
- クリフトン・ファディマン
トビリシ空港はこの10年弱の間にかなり変わった。
初めて訪れた時(2014年)は、確か空港の搭乗口3つくらいしかなかった記憶している。
しかも乗り降りの両方に利用していた。
今はなんと7つも搭乗口がある。
初めてトビリシに着いた時のことはよく覚えている。トルコからの小さな飛行機で夜中に到着した。近しい時間に他に到着するフライトも無いので、人は少ない。外国人と思われる人はあまり乗っておらず、乗っていても見た目にはトルコ人と思われた。入国審査をみんなスルスル抜けて行く中、止められた。日本が貧乏な今は、色んな国で止められたとの噂も聞くが、円高の恩恵でちょっとリッチな日本人が多かったこの頃は止められることはまず無かったので、20代前半の私は面食らった。しかも聞かれる内容は「なぜ来たのか」「本当に日本人か」などである。「観光」「はい。本当に日本人です。」としか答えようのない問いと回答に、あからさまに怪しいと疑い深そうな顔で終始覗かれる。
少しドキドキしたが、ジョージアの短期観光にはビザは不要なので、10分くらい訝しげな顔で見られた後、結局入国できた。
10年も経つと色々変わるもので、最近は日本でもポピュラーな観光地、ノマド先となった今はこんなことは無い。
空港の拡大に伴いカフェやお土産のお店も増えた。2014年時の搭乗口が3つくらいしかない時は写真に写っているのが全てだったと記憶している。
2023年はこんな感じ。写真に写り切れていない場所もあるし、Costaなどのカフェもある。
昔は、フライトの30分前でも問題ないなんて言っていたのに、
ジョージア国外へよく出かける友人達も今ではフライトの2~3時間前に到着することを勧めくる。出発前に空港に来て意味がやっと分かった。
ジョージアには6回来ているのだか、コロナの間は来れず、しばらく訪れていなかったので、コロナ前最後に来た2018年からしてもだいぶ様変わりした。
この前のトルコのイスタンブール空港といい、浦島太郎になった気分だ。
でも、ここでも変わらないのは空港価格。お土産や軽食は街の価格よりかなり高い。
最近ではトビリシの中心地でもお土産を買えるが、例えば結構高めのお土産用のチョコは街で1,200円くらいで買えたとすると、空港では4,000円くらいすることもざらにある。しかもユーロなどGELではない他の通貨で書いてあることが多いのでうっかりすると高額なお土産をつい買ってしまいそうになる。現地の価格とはかなり違うが、ユーロで見るとヨーロッパ的には高くないのが、円安なんだかな、と文句が言いたくなる。
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