There's no place like home. And I do miss my home.
-Malala Yousafzai
家のような場所はどこにもない。
だから我が家とても恋しいの。
ーマララ・ユザイフ
カッパドキア、トルコ
トルコで一番大きな都市イスタンブールには縁があります。
ここで何度、どれだけの人にお世話になったことか分かりません。
今では大好きな街の一つですが、
初めて行った時は複雑な思いを抱えていたのを記憶しています。
何といってもこの時が初めて、文字どうり一人で海外に出発した旅でした。
旅行会社等を通さず、現地のNGOのワークだけを申し込んで出発しました。
でも、トルコは当時日本の人にはよく知られていない国でした。
観光ガイドブックも限られていましたし、英語でインターネットで検索しても、
「ありふれた情報は偏見に満ちていて、情報の多くが間違っている」と書いてあるものも多く、
調べたところで何を信じていいのやら。。。笑
現地の到着が夜だったこともあり、新たな国に着いた喜びや期待だけでなく少し不安な気持ちになったのを覚えています。
怖がりだった私は夜に飛行機が到着の予定だったため、ホテルとバスの手配までしていきました 笑
トルコは安全な国なので今ならそんなことはしませんが、それでも念のために初めての方やトルコ語が全く分からない方で夜に到着する方には、最初の夜の手配はしておくことをおススメします。
日中に自分で移動を考えている人にはまだ別の記事で移動手段をお伝えします。
ホテルに着いてからも高ぶった気持ちは収まりませんでした。 笑
またそれを助長するかのようにアクシデントが立て続けに起こります。
愛想のいいホテルのボーイに話をつけ部屋に行ってもあまり落ち着けず、もうそろそろ寝ようかなと思った頃に部屋に蛾が入ってきて
「キャー!」
こんなことはそもそもめったにありませんが、一人旅を始めたばかりの女子には大事件でした 笑笑
そのあとも誰かがトントンとドアをノックします。
当時のロンリープラネット(旅ガイド)では
夜に一人の女性は誰が訪ねてきてもドアを開けるべきではない等と書いてあったこともあり、
恐る恐るドアを「はーい?」少しだけ開けてみると。。。
ボーイが「ごめん。ごめん。隣の部屋だった。」の軽く返事
全くこっちの気も知らないで呑気なものです 笑笑
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そんなこんなで始まったトルコの初めての旅でしたが、何度も訪れると気持ちも変化していくものです。
初めての時は、期待と不安でドキドキわくわくしていましたが、
次に訪れた時は、また友人達に会えるという喜びに、(今のところ)最後に訪れたときは、家に帰る時と同じような気持ちになったのを覚えています。
一生中で、我が家のように感じられる場所、家族のように思える人々に出会えたこの旅に感謝の念はつきません。
イスタンブール、トルコ
≪トルコの観光情報≫
①ロンリープラネット
利点としても欠点としても情報量は多いです。トルコの文化や歴史等の情報が多く知れ勉強になる部分がたくさんあります。トルコの概略やお得な情報などを一度に調べる意味ではとても良いと思います。しかし、現代の情報等な私の経験からは多くの人が指摘するように、間違った情報だと感じることが多かったです。本のものは家で読む事前準備には最適です。トルコを一周する等、しばらく回る計画がある人はこの本を買って大部分を頭に入れておくことをおススメします。気ままに行きたくなってしまった人は英語版であれば電子書籍で部分部分で購入できるので、必要箇所を購入するのが経済的でおススメです。
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②地球の歩き方
コンパクトにまとまっているうえにカラーの写真や絵が多用されていて見やすいです。しかし、トルコの田舎やいわゆるザ観光地以外の情報には乏しいです。また、長く多様な文化や歴史等の情報も少ないためトルコをしっかり見たい人、よく知りたい人には少し物足りないといえるでしょう。日本人からみて面白いもの、一般的に好まれるものが掲載されているので、日本育ちの方には興味がぴったり合うものが多いでしょう。
E03 地球の歩き方 イスタンブールとトルコの大地 2016~2017
- 作者: 地球の歩き方編集室
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このブログにも下記等のトルコの面白体験から社会問題まで紹介していますのでご覧ください。カテゴリーや検索で探していただけると見つかりやすいと思います。
トルコのジェスチャーに関する面白体験
社会問題