あなたは砂糖でできているの?

 

Are you sugar or what ?

 

                                        

                                                                           - common joke

 

 

あなたは砂糖か何かでできているの?

 

  

                    ーよくある冗談

 

 

 

 

海外で日本人に対してよく使われる冗談を紹介します。

 

 

 

 

 

 

 

 

1.Are you sugar or what?

 

直訳すると「あなたは砂糖か何かなの?」という意味です。これは雨の日に使いよく聞かれます。私の住んでいる東京では雨が降るとすぐにみんな傘を差します。これに対する冗談です。真意は「あなたは砂糖か何かでできていて雨に濡れると溶けてしまうの?」という意味の皮肉な冗談です。おそらく悪気はありません。笑 

海外ではあまり傘を差さない印象があります。面倒なのでしょう。

これは彼らが日本でいうところの雨を雨として認識していないからだと考えられます。

英語で雨はrain(レイン)です。これは聞いたことがあるでしょう。これに対して、少ししか降っていない雨、いわゆる小雨をshower(シャワー)と呼びます。

 このシャワーの範囲が日本語より広いのです。そのためにすぐに傘をさす日本人は大げさに見えるのでしょう。

 

 

 

 

2. Have you seen Samurai?

 

「侍をみたことある?」という意味です。サムライは海外でも知られています。また、ハラキリ(切腹)、ニンジャも知られています。そのためによく冗談でこういったものを見たことがあるかと聞かれることがあります。

これに対し私はよく真剣な顔をして「おじさんは忍者なの」とか「お父さんは侍だったから腹切りをしたのよ(死んじゃったの)」と答えると結構本気で信じます。悪い冗談返しですね。はい。笑

 

 

 

 

 

3. Is everything automatical in Japan?

 

「日本ではすべてが自動なの?」という表現。これも冗談(皮肉)の一つ。日本は電化(家電)製品に強いのでほとんど日本製品しか見ないですよね?もちろん最近海外ものも増えてきましたが、それでも勝手がやっぱり違うので、最初は戸惑います。温度や何を洗うか、乾燥は必要かなど細かく設定する必要のあるドイツ製の洗濯機やトイレの横に備え付けらているイタリアのビデ等、同じものを使うのに使い方が異なります。もちろんこの表現は誉め言葉としても使われますが、無知さに対してもよく使われます。

 

 

 

 

冗談は単に場を和ませる手段としてだけではなく、本心を上手に伝える方法としてもよく親しまれています。皮肉なものもありますが、たいてい悪意はありません。笑

冗談は言語を学ぶ上で一番難しい部分でもあります。時に文化的な背景やステレオタイプなどを知っている必要があるからです。しかし、これを学んで冗談を言えれば、またこれに冗談で返せればぐっと外国人とも仲良くなれるでしょう。