I'd rather live in a cave with a view of a palace than live in a palace with a view of a cave.
-Karl Pilkington
洞窟の見える宮殿より、宮殿の見える洞窟に住みたい
ーカール・ピルキングトン
今回から韓国のソウルにある昌徳宮(チャンドックン)について紹介いします。1997年にユネスコ世界文化遺産に登録されました。
昌徳宮は1405年、正宮である景福宮の離宮として建造された宮殿で、光海君(クァンヘグン・1571-1641・李朝第15代王)以降、約270年に渡って李氏朝鮮王朝の政務が行われた王の御所です。約135,000平方mある敷地には13棟の宮殿の建物があり、その北半分を占める後苑(フウォン)には28棟の楼閣があります。ここを多くの王たちが愛してきました。
仁政殿、ソウル、韓国
仁政殿(インジョン ジョン)は昌徳宮の正殿で、国の公式行事を行うのに用いられました。例えば、王の即位の礼や外国からの使節との接見などです。1908年の内部修理の際にカーテンやシャンデリアが用いられ、内装は洋風になっています。
宣政殿は王が日頃政務を行う便殿(執務室)として使用されていました。その隣の熙政堂(ヒジョンダン)はもともと王の生活空間でしたが、宣政堂が手狭になったことで時折国葬のために魂殿として使われ、熙政堂が便殿の役割を果たすようになりました。
続きは別の記事にします。
【 観覧料金】
建物エリア(個人):大人(19~64歳)3,000ウォン / 子供 (7~18歳)1,500ウォン
後苑エリア:大人(19~64歳)5,000ウォン / 子供 2,500ウォン
*ただし、後苑エリアに入場するためには建物エリアに入る必要があるため、後苑エリアに行きたい人は両方の料金を払う必要があります。
【観覧時間】
2~5月、9~10月:9:00~18:00
6~8月:9:00~18:30
11月~1月:9:00~17:30
【ガイド】
日本語
建物エリア:12:30(60分)
後苑エリア:10:30 (90分)
英語
建物エリア:10:30、14:30 (60分)
後苑エリア:11:30、13:30、14:30、(2~10月)15:30 (90分)
*後苑エリアに入るにはガイドツアーに参加する必要があります。
*いずれのツアーもチケットの料金に含まれています。
【アクセス】
地下鉄:安国駅(3号線)3番出口から徒歩5分
鐘路3街駅(1、3、5号線)6番出口から徒歩10分
バス:幹線(青)109、151、162、171、172、272
支線(緑)7025