「茶道」の裏話

 

新しく「『日本のもの』を英語で紹介するブログ」を作りました。
この文の日本語訳を下に記載していますので、日本語で読みたい方はこちらをご覧ください。
各テーマをコラム調で、短くまとめてます。
今まで、外国人の友人に聞かれたものや紹介してきたものを題材に、日本人でもこれは知らなかったけど知ってたらちょっと得意になれるな、という情報を盛り込むようにしています。
外国人に日本のものを紹介する機会のある方、外国人が興味をもつ日本独特なものに興味のある方、日本のことをもっと知りたい方、の参考になれば嬉しいです。
 
 
そして、 こちらのブログでは、そのうちのいくつか記事の裏話を紹介 したいと思います。
 

さて、今回は「茶道」の記事の裏話です。

 
 
以前友人達と食事に行った際に「一期一会」は何と訳せばいいか、という話になりました。
この記事は、この答えを私なりに書いたものです。
記事の中に出てくる「八芳園」は私がよく海外の友人を連れて行くお勧めの場所です。
写真のように、カジュアルな形式のお点前を堪能でき、お話も伺うことができます。
「英語は少しだけ」という方がいらっしゃいますが、しっかり話を聞きたい人や、茶道にとても興味がある人は、文化的な話も訳せる程度の通訳と一緒に行くと良いでしょう。
 
お値段は多少かかりますが、庭園や盆栽も見事です。興味ある方は是非足を運んでみてください。
 
 
 
 
 
こちらがそのブログ「SAKURA DROPS

s-mic.hatenadiary.jp

 

 

 

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I have a place I often recommend foreign friends visit.
It's called 八芳園 ( Happouen ), a luxury hotel in Tokyo.
It has a very beautiful Japanese garden with a Bonsai exhibition and a 茶室 ( chashitsu or 'house for the green tea ceremony').

 

茶道(sado) is the art of the green tea ceremony, and in it you experience the value of 一期一会 ( ichigo - ichie or ' treasuring every encounter assuming that everything you see  is a once in a lifetime opportunity.')
Sado is the custom of entertaining guests with green tea.
It was established during the Azuchi-Momoyama Period by a person named 千利休 ( Sen-no-Rikyu ) 

 

The person who provides green tea is called 亭主 (teishu).
Sado requires the teishu to have techniques and manners for making a cup of green tea.
The guests should have the manners to receive and drink it as well.
Sado is not just an entertainment but is also an art of exchanging thoughts and a way of life through manners.

 

You can experience the sado in Happouen, and you need to book it beforehand.
Don't forget to take your Japanese friend!
Otherwise they will entertain you at their best with little English and the elegant cup of tea.

 

 

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よく外国人の友人に勧める場所がある。
「八芳園」は東京にある一流のホテルだ。
ここには、とても美しい日本庭園、盆栽の展示、そして茶室がある。

 

茶道では一期一会という価値観に出会う。

「一期一会」とは、全ての出会いは一度きりだと考え、その出会いを大切にすることである。
茶道は客人を茶でもてなすものだ。
それは、千利休によって安土桃山時代に大成された。

お茶を出す人のことを亭主と呼ぶ。
亭主には茶道のお茶をたてる技術と作法が求められる。
客人もそのお茶を受け取り、飲むための作法を心得ている方が良い。
茶道は単なる「娯楽」ではなく、作法を介して相手と考え方や生き方を通わせる芸術なのだ。

 

八芳園では前もって予約をすれば、茶道を体験することができる。
日本人の友人を連れて行って!
それが難しくても、拙い英語と上品なお茶で、彼らにできる最大限の「おもてなし」をしてくれるけれども。

 

 

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興味がある方へ、詳細はこちら

点茶・お点前 お茶室「夢庵」 || PLAN ご宴会プラン || 八芳園