アルザスワインの歴史

 

Wine is constant proof that God loves us and loves to see us happy.

 

 

                                                                                                  -Benjamin Franklin

 

 

ワインは神様が私たちを愛し、私達が幸せな姿を見ることをとても愛でていることを表している。

 

                        -ベンジャミン・フランクリン

 

 

 

 

 

今回はアルザスワインの長い歴史とアペラシオンの簡単な紹介をしたいと思います。

 

以前の記事ここでの体験も紹介してます。 

www.s-mic311.com

 

 

 

アルザスワインは古くから知られています。ゲルマンとローマの影響を受けてきたこの地域は歴史と縁があるのです。

 

紀元前1世紀からローマ人により始められ、メロヴィング朝とカロリング朝(5~10世紀)に支持され盛期を迎えました。中世にはヨーロッパにおけるワインの主要な生産地として位置付けていました。16世紀にはその絶頂期を迎えますが、30年戦争により衰退します。この時アルザスは略奪と災禍にさらされ人口とあらゆる取引は停滞しました。しかし、第一次世界大戦後にその活気を取り戻しました。固有品種からワインを醸造し、高品質な商品の生産に力を入れてきました。1945年以降この方針は生産地域の画定と生産規定の制定に引き継がれています。

 

その後1962年にAOCアルザス、1975年にAOCアルザス・グラン・クリュ、1976年にAOCクレマン・ダルザスが誕生しました。A.O.C.アルザス、A.O.C.アルザス・グラン・クリュ、A.O.C.クレマン・ダルザスはアペラシオンです。アペラシオンについて簡単に紹介します。

 

 

アペラシオン(Appellation)

フランスの法律に基づいたワインの産地を示す呼称です。ワインはその土地の環境や製法によって特徴が異なるお酒です。ワインの名産国では、産地名を表記するためには使用するぶどう品種や醸造方法などを法律で定めており、そのルールを満たしたワインのみ産地名を名乗ることができます。この産地名のことを、アペラシオンと言います。

 

 

アルザスワインのアペラシオンと特別表記についてはまた別の記事で紹介したいと思います。

 

 

 アルザスに行ったら是非白ワインを堪能してください。

蛇足ですが、現地の若い子達、特に甘いがお酒が好きな人達はカシス酒(原液)を白ワインに混ぜて飲んでいます。ロゼくらいのピンクになったらちょうど良いでしょう。カクテル感覚で楽しむことができますよ。試してみてください。

 

 

 

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