諦めるのはまだ早い!やっぱり見たい、金沢21世紀美術館❮金沢❯

2021年11月初旬

 
-Art is a lie that enables us to realize the truth

 

-Pablo Picasso

 

-芸術とは我々に真実を気づかれる偽りなのだ。

 

-パブロ・ピカソ

 

 

21世紀美術館は言わずと知れた観光名所。プールの展示は映えスポットとしても人気に。直接美術館で当日券を買うこともできるが、プール展示を見れるかは去ることながら、定員オーバーで入場もかなりリスキー、おまけに並ぶよう。早めに調べていれば、美術館のチケットとプール展示の整理券の事前予約もできるが、私のような無計画には至難の業。
 

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事前予約は美術館のホームページから前日までできるが、逃してしまった人はプール展示は諦めるしかないのだろうか。いや、当日の朝であれば諦めるのはまだ早い。私の場合はホームページから当日の朝9:00にチケットを購入し、プール展示も同じくホームページから時間指定の当日予約枠も手に入れた。いやはや、粘りも時には功を奏すものだ。
 
実はこれには裏話がある。前日この美術館の裏口、チケット売り場のある入り口とは反対へ赴いていた。そこである警備員に出会う。インターネットでどのチケットを買えばプールを見られるのか、あるいはその展示がオススメか分からなかったため、近くを通りかかるついでに聞いてみようと思ったのだ。最終入場時間の30分前に行ったが、この警備員さん曰くもうチケットブースはしまっていてるから、明日のチケットもプール予約は明日の朝一に来て購入と予約をするしかないとのこと。まぁ、持ち場が違うので想像はつくが、インターネットでの予約方法とオススメの展示会を聞いてみると、親切に応対してくれるが、回答は所々的を得ないし、曖昧だった。それがなんとなく直観的に引っかかっていて、翌朝諦めきれずしっかりインターネットで調べたところ、訪れる日の当日朝9時頃までにチケットを購入し、プールの枠も予約すれば当日枠の予約として前日には空いていない時間帯も予約できる確率が高いことが分かった。当日予約も事前予約同様に美術館のホームページからできるため、諦めきれない人や直近で訪れようと思ったが、ちょうど良い時間枠が空いていなかった人にはお勧めの方法だ。
 
まったく、優しさから「分からない」と言えずに一生懸命対応してしまうおじさんも嫌いじゃないぞ。こういう適当さはアジアに多い気がするが、旅では良く出会う。仕事としては困ったものだが、プライベートな時間だと余裕があるのか、つい面白いと感じてしまう。
 
緊急事態宣言はあけたとはいえ、現在も各展示室に一度に入場できる人数は決まっているよう。ゆったり見られる分、長時間ではないが並ぶこともしばしばある。草間彌生の展示はその一つだが私の写真では世界感を伝えきれないのが残念。ご容赦願いたい。
 

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草間彌生の展示
 
私はこの時、展示されていた2つの展示会を観賞できるチケットを持っていたので、たっぷり2時間程度いた。 
 
また、21世紀美術館は基本的な部分は期間展示で構成されているようで、外にある常設のオブジェは誰でも無料でみることができる。
 

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今回「ミュージアム・リンク・パス」をゲットできた。「金沢21世紀美術館」「ベネッセアート直島」「森美術館」の3つの美術館で連携されており、初めて該当の美術館を訪れた日から1年以内であれば、2つ目の美術館からチケットのディスカウントと3つ訪れた場合にはノベルティーをもらえる。このパスは無料で参加できて、スタンプラリー感覚のため、面白そう。東京に住んでいるので六本木の美術館はさておき、直島には近々行けるだろうか。

 

 

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ミュージアム・リンク・パス

 

 

 

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