2022年4月
‐ You find a sunny day because you met rainy days
- M
- 雨の日を経験したから晴れの日に気づける
- M
記録的な台風直後の大荒れの海から始まった小笠原最後の日はまさかの晴れ。
ビーチでのんびり、と最初は思っていたけれどもあまりにも曇りの日と雰囲気が違うから居ても立っても居られなくて、またまた電動アシスト自転車で一周することにした。
回る道は黄色で示したとおり、前回の曇りの日とほぼ同じだが、ココと書いている宮之浜にも寄った。
ランチ用にハートロックカフェでサメバーガーセットをゲット。文字通りサメの身がメインのハンバーガー。
ハートロックカフェは下のリンクから確認できる
外部リンク(Google map):https://maps.app.goo.gl/ik3ypGaNauYkQc2M8
曇りの日は重い雰囲気だった沈没船の浮かぶ境浦海岸も今日は明るく感じる。
未来に一歩前進したみたいだ。
コペペ海岸は決して混んでいるわけでも、ガヤガヤ騒がしい場所でもないのだが、よく人に出会えるようだ。先に買ったポテトを海を眺めながら食べているとご年配のご夫婦と話が始まった。ご夫婦は私と同じタイミングで小笠原には来たのだが、次の船まで(2週間近く)ここ滞在するのだそう。時間やお金に余裕があればこんな晴れた小笠原なら良い時間の過ごし方だと思った。
奥さんの視線が時折私のハイドラパックに向いていることに気づき、何かを説明した。ハイドラパックは主に登山、トレッキング、ランニングなどする人が、手にボトルを持たずとも水が飲める優れものの容器なのだが、これを医療機器と勘違いして心配していたよう。どんな事情があるか分からないから聞くに聞けなかったのだとか。ご心配は有り難いのだか、なんでも無いのでくすりと笑ってしまった。
あの時のご夫婦さん、ご心配をおかけしすみませんでした。
旦那さんはもともと登山好きとのことでハイドラパックに興味津々。
アウトドアのお店やインターネットでも買える。
興味ある人のためにAmazonのリンクを張り付けておく。
小柄な女性の私は2Lがちょうど良い。私が良く使うのは1日あたり30KM以内 程度のトレッキング。ご参考までに。
ご夫妻のお嬢さんがちょうどやってきたのと私にとってもちょうど良い時間だったので、これにて解散。次の目的地に向かう。
長崎展望台は色が凄かった。海のグラデーションと青々とした緑が清々しい。ふと以前住んでいたシドニー(オーストラリア)周辺の海を思い出してしまった。今しがたコペペ海岸であったご夫婦とオーストラリアのことを少し話したからかもしれない。旅は色んな記憶や想いを思い出させてくれる。
長崎展望台からの眺め
サメバーガー(ランチ)は長崎展望台で取ることにした。たんぱくな味わいなので、こういうものなのね、というくらいに美味しい。食べる経験には良いと思う。
時間は少しギリギリになったが、宮之浜まできた。工事中の箇所はあるが、リゾートな装いのこのビーチは晴れの日が様になる。
海は透き通っている
名残り惜しいが電動アシスト自転車の返却の時間が迫っていたので、慌てて帰る。無計画な私の旅はいつも最後はバタバタ。それでも問題ないのだから良しとしよう。
自転車を返した後は、小笠原コーヒーを使ったドリンクをハートロックカフェで飲み、お土産を追加で買って船に向かう。
船着き場に行くと宿の人が荷物を持ってきてくれた。おが丸に乗る時には紙のチケットが必要なので、準備を忘れないように。でないと私のようにスーツケースを開けて探す羽目になる。なんとか無事に時間内にチケットを準備し船に乗り込む。
次回は有名な小笠原のお見送りをお送りする。
曇りの日のサイクリングはこちら
以前、宮之浜へ行った時の様子はこちら
小笠原の旅、全体のインデックスはこちら
小笠原の旅、最後の日のインデックスはこちら
その他、日本の離島やサイクリング記事はこちら