近江市場と海鮮丼【金沢・石川】

2021年11月初旬


 

-There is no love sincerer than the love of food.

 

-George Bernard Shaw

 

-食べ物に対する愛より誠実な愛はない。

 

-バーナード・ショー

 

 

市場は朝が名物と言われようが、朝から海鮮丼を食べる気にはなれないのが私である。

 
徒歩で移動しながら、片道2キロ程度の道を往復することになろうとも、わざわざ兼六園を中心とする観光名所群から金沢駅方面へ引き返し近江市場へ向かう。アジア人の食い意地、いや、食への愛、恐るべし。
 
入ったお店は、山さん寿司 本店。有名店だ。11:30には着いたがすでに列をなしていた。ここで少しご留意頂きたいのは、Google mapの写真の時からお店の入り口がリノベーションされている。本店の文字も無いので、ここで良いのかと一瞬ためらうが、間違いではない。
 

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後ろに並んだのは学生か新社会人くらいの女子3名。始終楽しそうな明るい会話が絶えない。どうやらランチにこのお店の名物料理は高いのではないか、いやきっと皆これ選ぶよと、周りの空気にも合わせたいとお悩み中。
他人の会話に干渉する気は全くなかったが、ランチ3,000円に微動だにせず、むしろオフィス街のランチとのコスパの差に感動していた私。「これぞ日頃の多忙な労働が報われる時!」と大人げない大人になった性悪な自分に内心ほくそ笑む。まぁ、私にも3,000円をためらう時期はあった。こういうのは時間の問題、順番なのだ。
 
30分強並んでちょうど良い時間に入ることが出きた。
 
結果はこれ。新鮮でしっかりとした味わいの海鮮がここぞとばかりに並ぶ。高いと捉えるか、お値打ちものと感じるかは人それぞれだと思うがとってもとっても満たされたランチになったことは間違いない。
 

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ちなみに近江市場自体はこんな感じ。Fish marketに馴染みない外国人にはモテそうだが、見慣れた日本人からすると雰囲気を楽しむ程度の観光地だ。お土産として一つオススメなのはカニみその瓶。金沢駅にもあるが、東京で売られている清々しいまでに底上げと瓶の中を狭めたケチ臭い商品とは違い、しっかり中身のあるカニみその瓶がお手頃価格で売られている。好きな人は是非お一つ。
 

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