小笠原の旅、事前準備【東京】

2022年4月


 

‐ 我々は海とは切っても切り離せない関係にある。
  そして、海でセーリングしたり海を見たりするなどして海に行くことは、我々が産ま れ来しところへ帰ったことになる。

 

- ジョン・F・ケネディ

 

 

小笠原諸島という名前は知っていても、どこにあるか意外と知らない人も多いのではないだろうか。よく天気予報では伊豆・小笠原諸島などと一括りにされ、しかも東京都に属するから意識していない人からすると、東京から船で数時間あれば・または飛行機で1時間ちょっとで行けるのでは?と考える方もいるかもしれないが、小笠原諸島へは船で24時間かけて行くことしかできない。運(タイミング)が良ければ八丈島まで飛行機で、そこから船でという選択肢もあるかもしれないが、地図も見れば諦める人も多いのではなかろうか。

 

私の行きたい・行ったことあるリストでぐちゃぐちゃなgoogle mapで申し訳ないが、★は東京本土ハートは八丈島(東京・羽田空港から飛行機で1時間弱)、小笠原はその遥か南にある黄色のハイライトに位置する。24時間もうなずける。

 

 

ここに行くには約週に1回の船に乗るしか方法が無く、島は世界遺産に登録される固有種で溢れる自然の宝庫だから多くの旅人の憧れとなっている。

 

こういう絶海の孤島だと、さびれていてつまらないのではないかと思う人もいるかもしれないが、島民の平均年齢は40歳前後・東京の中でも最も平均年齢が低い市区町村の上位にいつもいる。高齢化した日本としては恐るべき数字。

 

人々を常に魅了し続けるこの地の魅力とはいったいなんだろう。

それを知りたい・実際目にしたい人は早めに計画を立てることをお勧めする。バックパッカーで学生の頃から旅を愛し、気の向くままに直前やその日に準備する私でも、今回ばかりは最低限の手配をした。。。というより早く予約しないと行けないのだ。

 

船だけ、宿泊先だけの細かい予約を個々にすることや旅行会社を通してパッケージで予約することも可能だが、オススメは「おがまるパック」。小笠原に行くための船を運航している小笠原海運が企画しているもので「船の往復チケット+宿泊先+ツアーなどで使えるクーポン等」がセットになったものだ。計算すると、自分で個々に予約するよりおがまるパックで予約する方が結構お得になる。通常出航日の2か月前から販売されるが、今回のように4月でオフシーズンのパッケージをほぼ2か月前にチェックしてもほとんど埋まっていたので利用したい人や行けるタイミングが限られている人は予約の段階から気合を入れて狙う必要がある。また、おがまるパックで予約した人は2つのツアーにお得に参加することができる。これも席に限りがあるので、人気の南島のツアーは早く予約することをお勧めする。

 

外部リンク:小笠原海運のおがまるパック、ウェブページ

www.ogasawarakaiun.co.jp

 

若者が多い諸島とはいえ、診療所しかないこの地に行くにはPCR検査が必須。おがまるパックに申し込んだ人は、事前に検査キットを送ってもらえるので、検体を指定の場所へ持って行くか・郵送すれば無料で行える。

 

境浦海岸と沈没船

 

これからしばらく小笠原の豊かな自然をお届けするので、ご覧あれ。

 

 

 

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