瀬戸内海の絶景と名物を楽しんだ4日目【高松・香川】

2021年12月

 
‐運命は我々の行動の半分を支配し、残りの半分を我々自身にゆだねている。

 

‐ニッコロ・マキャベリ

 
 
香川旅行の最終日は瀬戸内海の絶景と名物料理を堪能。以下が旅程。今後記事を更新次第でこの記事をインデックスにするので、後からまとめてご覧になる方はご利用ください。
 
朝から高松の名店「バカー代」で香川のモダンなうどんを味わう。
バスで屋島へ向かう
屋島の山頂付近
桃太郎茶屋で一休み
素敵な景色を求めて北嶺へ

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アイゴン(i-NGON)で夜のスナック用にベトナムバインミーをゲット

「めりけんや」で香川で最後のうどんを楽しむ

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学生時代に日本で出会ったバックパッカーたちから四国が良かったとよく聞いていた。結構期待して行ったつもりだったが、ここまで楽しめるとは思わなかった。想像以上に美しい景色と豊かなアートに触れられたのは幸いだった。

 

 

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世界一ホスピタリティーに溢れる空港でタイを料理を味わって【成田・千葉】

2021年12月

 
- 故郷に戻り慣れ親しんだ枕に頭をしずめて休むまで、その旅がどんなに美しいものだったか誰も実感することはできないのだ。
 
 
 
国内線だが久しぶりに成田空港を利用する機会があった。フライトまで時間があり、せっかくなので第一ターミナルのタイ国料理ジャイタイへ行った。
 

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外食の機会がめっきり減ったので、貴重さゆえに注文するまでかなり悩んだが、結局パッタイを注文した。サーブされた料理はかなりボリュームがあった。どちらかというと甘めの味付けで美味しかった。食べきれなかったため、お店の人の手の空いてそうな時を狙って声をかけ、持ち帰り用のタッパーをもらった。
 

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パッタイ

 

外部リンク:成田空港HPのタイ料理ジャイタイ、ウェブページ

www.narita-airport.jp

 

この機会なので現在の成田空港についてもレポートする。コロナの影響はまだまだ続いているようで、レストランやお店はかなり閉まっている。お店にいる人はまばらだが心なしか海外の料理に人が入っている気がした。筆者が海外旅行によく出ていた頃は短くとも1か月以上日本へ帰らないことが多かったので、空港ではよく日本食を食べていた。しかし考えてみれば今回はタイ料理を選んでいるように、国内線が多くなれば選ぶ料理も変わるのかもしれない。
 
まだお昼頃だというのに電光掲示板が埋まっていないのを初めて見たら、急に寂しくなった。
 
最近現金を使う機会がほぼないので、地方へ行くのにすっかり現金をおろすのを忘れていた。慌ててチェックインカウンターのあたりでATM を探していると、清掃係の人が広いターミナルの中の案内をかって出てくれた、分かりづらい場所にあるからと。その人は道中、以前の成田空港の賑わいについても話してくれた。数十回お世話になったことのある程度の筆者ですら寂しく思えたので、きっとここで働いてきた人にとってはもっと感慨深いことなのだろうと思いつつも、大変な時にもこんなにホスピタリティーに溢れた空港は世界中でもここだけなのではないかと心の奥が温かくも感じられた。
 

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日中にも関わらず多くの店が閉まっていた

 

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瀬戸内海の海の幸を堪能するなら「天勝」へ【高松・香川】

2021年12月

 
‐料理は、子供の遊びであると同時に大人の喜びだ。そして、慎重になされる料理は愛の行為である。
 
‐クレイグ・クレイボーン
 

 

高松に帰ったら、この日は瀬戸内海の幸に舌鼓。インターネットで香川の海の幸を調べると出てくるのは高松駅からかなり離れた場所ばかり。でもここ、天勝なら瀬戸内海の新鮮な恵みを高松駅の近くで堪能できる。

 

大きな生け簀は視覚的にも魅力的だ。

 

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この時は運よく上バッテラがあった。バッテラとは鯖の押し寿司のことでこの地方の特産品だ。酢飯の上に薄く削いだ酢でしめた鯖の身と、甘酢で煮た昆布を重ねて型抜きするそう。今回は「上」だったのでかなり鯖がぶ厚かった。こんなに立派な押し寿司は初めてだった。お店の方曰く、上バッテラはこの地方でも油の乗った旬のこの時期(冬)しか食べられないのだそう。押し寿司のため、かなりボリュームがある。2~4人で分けた方が賢い食べ方だと思う。

 

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左上:上バッテラ、右上:なまこ、手前:オリーブはまち

 

その他にもこの地方の特産品の、なまことオリーブハマチ、加えてお吸い物も注文した。なまこは正直経験としての1度で十分だと思ったが、オリーブハマチは感動するほど美味しかった。ハマチはかなり優しくまろやかな脂がしっかりのっており、一方で歯ごたえもしっかりあった。

 

そのお店では旬の瀬戸内海のネタを扱っているので、観光で行く方にはとてもオススメ。

 

外部リンク:天勝に関して

天勝 本店
〒760-0024 香川県高松市兵庫町7-5
4,000円(平均)1,000円(ランチ平均)
r.gnavi.co.jp

 

 

その他、高松の美味しいもの

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地方の旬の幸を楽しんだその他の記事

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表参道から駅まで、寄り道とお土産と食べ歩き【琴平・香川】

2021年12月


 
‐空腹では隣人を愛せない
 

ウッドロー・ウィルソン

 
 
こんぴら参りから下り、またまた腹ごしらえとのんびり観光。
まずは暖かくて甘いものが欲しくなった。「あめゆ」という名だった気がする。レモン味を買った。優しい味のホットレモンのような味わい。
 

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ここでお土産も買ったが、例のごとくお土産は別編で。
 
更に階段を下ると足湯がある。気にしない私は自然乾燥させたが、タオルを自販機で購入することもできる。
 

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足を温めて、疲れを癒した後は、酒屋の展示を観に行った。「金陵の郷」というところだ。
 

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お店の入り口(展示場の入り口に行くには左脇の通りを進み敷地へ入る)
 
かなり見ごたえある展示だが、無料で観られる。展示を回った後にはお店に立ち寄れる。購入したくない人は店に寄らず出ることもできる。影響されやすい筆者は、日本酒苦手なくせに限定品を購入。蔵元の直営で、丁寧に作られたお酒のについて知ると自然と手が伸びた。
 

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展示の一角

 

せっかくなので買ったお酒をこの正月に味見したら、かなり飲みやすくて軽く飲んでしまった。ここいう発見は非常に嬉しい。私が購入したのは、ここの直営店の限定商品だったが、お店でみて気になった商品がオンラインでも購入できるので下に貼っておく。

 

気になった飲み比べセット(外部リンク:楽天

 

お土産も十分そろってきたので、今度こそ腹ごしらえ。表参道を下っていき、橋を渡ってすぐ、商店街の入り口に有名なお肉屋さん「平岡精肉店」がある。ここのコロッケとメンチカツは評判だ。私が行ったのは昼下がりだったが、コロッケは完売。「メンチカツ美味しよ。コロッケが売り切れていて良かったくらい。」という商売上手なおばちゃんに乗せられて、まんまと購入。本当に美味しかった。ジューシーで甘みのあるお肉が柔らかく揚げられている。地方のお肉屋さんのコロッケやメンチはどうしてこうも美味しいんだろう。食べ歩きにもってこいだ。

 

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ここから琴電琴平駅に向かう。駅の向かい側にタコ判が売られていた。その前日に美味しいものがないか探すためにネットサーフィングしていたら、出てきたB級グルメだったのでこちらもお買い上げ。

 

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電車を待つ時間にパクリ。中にはタコだけでなく卵も入っていた。なんだろう。たこ焼きと広島で売っている一口サイズのお好み焼きの中間的存在だと思う。とっても柔らかくてスナックとしてはしっかりボリュームがある感じ。この後、高松に帰ってまた恐ろしいほど食べるとはこの時思ってもみなかった。

 

 

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風情ある町で食べ歩き、金沢編

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こんぴらさん、本宮から奥社までの旅路【琴平·香川】

2021年12月

 
‐祓え給い、清め給え、神かむながら守り給い、幸さきわえ給え
 
‐神社のお祈り
 
本宮からの奥社までの道のりは長く、また沢山の神社に出会う。
その一つが白峰神社。同じ白峰神社と名がつくが、どうも以前紹介した北陸の白峰神社とは関係がないよう。掲示には達筆な筆字で皇族との縁が記載されていた。神社の歴史には詳しくないので間違っていたらごめんなさい。
 

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白峰神社
ここからまだまだ登っていく。途中恰好の良い休憩所などがあるものだから、疲れている分、勘違いで時折「あ、やっと着いた」と思わせぶりなところが憎い。ここまで赤ちゃんを抱いて連れてくるお母さんがいた。母は強しである。
 
途中でぐずっているのを見かけた4歳くらいの女の子もここに到着した。上がってきた時には、周りの人達みんなから褒められて、得意げになっていたのがなんとも可愛く。
微笑ましかった。
 

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奥社の入り口

 

お札などを買える場所で祈祷をお願いしている人もいた。奥社までたどり着くと、1,368段登ったことになるようだ。ここでこの数字を見た時は「おおよく頑張ってきたなぁ。」という気持ちと「え、これだけ疲れてこんなものなの」という気持ちが半々だった。日ごろの運動不足も馬鹿にはできない。とはいえここまで来る人も多くはない。本宮までで引き返す人も多いのだ。奥社は嚴魂神社ともいうようで、御朱印ももらえる。この時はコロナ対策で書置きであった。

 

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お札などを買えるところ
奥社自体はこじんまりしているが、こちらでも素晴らしい景観が見渡せる。ここまで来ると一般的に往復3時間の旅になるが、お参りの前後に表参道でのんびりしたり、こうやって良い景色を眺めることもできるから、高松からだど1日がかりで堪能する旅になる。雰囲気がとっても良いので、ゆっくり時間をとって訪れることをお勧めする。
 

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ついに来たぞ、こんぴらさん【琴平・香川】

2021年12月

 

‐あちこち旅をしてまわっても、自分から逃げることはできない。
 
 
 
お土産屋さんや買い食いできるお店をメインとして両脇にお店が並ぶのは表参道。こんぴら参りで使用できる杖も借りられる店があるが、今回は借りなかった。足腰に自信が無い人は借りると良いが、無くても特に危ない箇所はなかった。
 
さて、ながーい階段を上り、お店を全て通過すると灯籠の並ぶ道端が表れる。
ここからは、ながーい灯篭の道を行く。
 

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更に進むとまた階段。途中、神馬もいた。2頭いるが、写真に乗り気な1頭だけをぱしゃり。横にいた小さな女の子は持っていたお菓子を「これ食べたい?」と必死に腕を伸ばしてあげようとしている。短い腕では到底届かない距離にいるのがまた愛おしい。「あー、優しいね。」と声をかけると、その子のお父さんが温かい眼差しで笑っていた。
 

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神馬のいるあたりにはとっても立派なプロペラと書院もある。
 

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プロペラの像

 

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書院
そして階段の旅はまだまだ続く。
ここまででもハアハア言っている大人達を横目に小さな子供達の元気なこと。キャッキャッ言いながら、鬼ごっこのつもりか、行ったり来たり駆け回りながら階段を登る5歳くらいの子供たちのエネルギー、恐ろしや。
 
本宮まで着くと、綺麗な景色も見られるので達成感がある。
 

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本宮

 

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人が多いので屋根だけのショットも撮ってみた

 

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本宮の前は見晴らしがよい

 

お参りしたら、横にある瓶に1円を浮かべてみる。上手くいった。意味があるかは知らないが、多くの人が挑戦しているようなので、成功すると良いことがある気がした。
 
後で調べたら、願い事をして1円を浮かべ、うまくいったら成就するらしい。
いっぱい願い事をしておくんだった…
 

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水の張った瓶の上の一円たち
 
本宮の近くには見どころがいくつもある。その一部がこちら。
 
 

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似ているが、本宮近くのお寺

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旭社

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世界初アルミ缶リサイクルソーラーボート「モルツマーメイド号」

 

有名な神社に環境を意識した作品が展示されていたのは意外でもあったが、影響力の高い場所でこうやって広められるのは嬉しい気持ちにもなった。

次回は奥社へと進む。

 

 

 

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定番、こんぴらうどん【琴平・香川】

2021年12月


 

‐人々は美味しい料理を求めてどこにでも旅行する。なんてクレイジーなんだ。

 
‐レネ・レゼピ
 

香川の讃岐うどんはこんぴら参りに来た人々から広まったらしい。讃岐は今でいう丸亀市の辺りが中心だったようだが、少し離れたこんぴら参りの影響はそれほど大きくあったようだ。

 
私もこんぴら参りの前に腹ごしらえ。行く店は決まっていた。何年も前に撮影関係の仕事を手伝った際に知ったこの店にはずっと来てみたかった。その名はずばり「こんぴらうどん 表参道店」。
 
外部リンク

r.gnavi.co.jp

 

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中は広く、まだ早い時間なのにお客さんは結構入っていた。しかもうどんなので回転が良いよう。ベテランのおばさん達、いえ、お姉さま方が3人くらいで手際よく接客する。
 
お店のブランディングの仕方にもよると思うが、渋谷あたりの賃金高め、見た目華やか、バイトは初級のお店と比べると、お店のオーナーからしたらなんとコスパの良いことよ。
 
注文したのは現代の主流うどん。
天ぷらつきにした。写真からお分かりの人もいるかもしれないが、天ぷらの衣は結構厚めで固い。え、名店なのに衣薄くないの...と思ったが、しばらくすると理由は分かった。ふやけた時にフワフワしてとても美味しい。
名店の全てに理由はあるな、疑ってごめんなさい、と反省。
肝心のうどんはコシがあり、あっさりで甘めのお出しがちょうど良い。
 

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表参道、階段目下にあるのでお参りに行くかたは是非お立ち寄りを。
 
 
 
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