曇り空の宮野浜へお散歩【小笠原・東京】

2022年4月


 

- 日本では、一時間も無為でいると、何かせねば、と気がせいてくる。インドでは何時間のんびり過ごしても、落ち着いていられたのに。こんな焦燥に駆り立てる文明は、病んでいるというほかない。


- 藤原新也    

 

 

無性にもう一つビーチに行ってみたくなり宮野浜へ徒歩で向かう。距離は片道1.2kmほどだが、下の地図グレーの村のラインを超えたあたりから結構急な坂道になるので、徒歩がオススメ。使うとしても電動アシスト自転車かバイクが良いと思う。車はこの時は途中工事中だったのと、道幅はさほど広くないので行く前に調べることをお勧めする。

 

 

行く途中に立派なタコノキを見つけた。

 

 

上記の坂はこれ。

 

 

この日、曇り空の宮野浜は以下。

雨が降っているわけでもないのに、こちらもなんだか雰囲気がある。台風の後だったからだろうか、ビール瓶だか牛乳瓶のケースが浜に打ち上げられている。

 

 

後日、晴れの日にも来れたのでかなり違った宮野浜も楽しむことができた。

比較が気になる方は引き続き更新を確認してもらえればと思う。

 

 

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曇り模様の大村海岸で一休み【小笠原・東京 】

2022年4月


 

‐ 自分で人生を歩き始めるということは、海図もない大海に漕ぎ出していくようなものです。そのとき、人生の先輩から教わったことが羅針盤(コンパス)として思い出されるような準備だけはしておくべきです。

 

- 稲盛和夫

 

 

小笠原諸島に浮かぶ離島の父島では海へ簡単にアクセスできる。ハートロックのトレッキングツアーの後、夜ご飯まで時間があったので、泊まっていたゲストハウスのやすおん家から100mちょっとの距離にある大村海岸へ行った。下の地図でいうと黄色のハイライトが大村海岸。参考までにピンクの*がおがさわら丸が泊まる船着き場

 

 

曇り空と夕時ということもあり、どんよりした雰囲気が漂うけれどもこれはこれで良き。読書を始めたが、トレッキングに参加し久しぶりに運動したことで体にエンジンがかかっていたのか、またすぐ動きたくなってしまった。と、そこにさっきのツアーで一緒だったカップルも来てペコリと挨拶した。顔見知りがすぐにできるのも離島ならでは。

 

 

一休みしたら満足してきたので次の海岸、宮野浜に徒歩で向かうことにした。

 

ちなみに、翌日の夕暮れ時にも大村海岸に来るが光が違うからかなり印象が違う。興味ある方はご覧あれ。

 

 

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ハートロックでトレッキングし、珍しい生き物と戦争の歴史触れる【小笠原・東京】

2022年4月


 

‐ 私の最大のメッセージは、真実を学んでほしいということ。

 若者に関心を高めてほしい。

 

 
 
ハートロックとは千尋岩(ちひろいわ)の愛称。この岩の上へトレッキング行くツアーに参加した。下の写真のココ❤へ行く。上に到着するので、下の写真の光景は見られない。南島から撮った写真なのでご留意いただきたい。
 

千尋

 

参加したのは下のリンクのツアー。私が参加した日は生憎の天気だったので、ガイドさんが少しでも良い景色で楽しめるように道順を調整してくれたため、行程が少し違うが、メインで訪れる場所は変わらない。ハートロックへのトレッキングは入林許可のあるガイドさんの同行が必要なので、トレッキング好きには人気なツアーの一つのよう。

 

外部リンク:ツアー催行会社「マルベリー」のウェブサイト

ogasawara-mulberry.net

 
ツアーは早朝から親切に宿泊先まで迎えにきてくれる。
まずコースのスタート地点近くまで行ってから、その日のツアーの概要を確認し、
他の参加者と自己紹介などする。イントロダクションが終わったら、入山口まで歩いて行く。
 

 
自然に入る前には靴の洗浄は欠かせない。必須では無いにしても、このツアーに参加する時は防水のトレッキングシューズの方が無難だと思う。また、汚れを良く洗い流せるものがあるなら別だが、レインコートも100均などで買ったものにした方が良いかと思う。理由は、赤土がかなり落ちづらいからだ。
 

 

入ってすぐのところにも珍しい植物がたくさん現れ、ガイドさんが色々説明してくれる。入り口の方の道は昔、軍が利用していたことなど、いきなりいろんなことを知ることができる。

 

 

ほんの少し登るともうすでにこの景色。

 

 
道路の横にも生えているタコノキだが、崖の上にあると足が長く迫力が違う。
 

タコノキ

 

円を描くように葉が広がっているのはマルハチと呼ばれているそう。
 

マルハチ

 

向かいの山にヤギがいた。家族なのか小さい子もいる。近くに現れることは無かったのだが、結構そこらへんにヤギがうろちょろしている。ヤギは人が小笠原に持ち込んだそう。


山ヤギの家族と出会う

 

固有種のムニンヒメツバキが落ちていた。

 

ムニンヒメツバキ

 

戦時中に利用されたものの残骸が残っている。記録として残し伝えているのは小笠原のすごいところだと思う。

 

戦時中に利用されたお皿

軍事車両


だんだんツタ(根?)の垂れ下がる木が多くなる。

 

 

やがて大きなガジュマルと出会う。

 



次の軍事車両の残骸を発見。このハートロックのトレッキングで出会う軍事車両は3台。そのうち2台はトヨタのものとみられるが、下の車両は日産のものだそう。
 

日産の軍事車両の残骸

 

下は何かあった時の避難所としても使えるようだが、ちょっと怖い。中を覗いてみたが、何かがあるわけではない。

 

 

この先も進むと、ハートロックの頂上付近で開かれてくる。

。。。はずなのだが、この日は生憎のガスで視界はあまりよくなかった。

本当は下の写真の赤土の向こうに真っ青な海と、南島や他の島まで広がっているそう。

この時はまだ4月だったが、ゴールデンウイークが始まる頃は村の方まで朝からガスで曇っている時がよくあるそう。春頃に小笠原に来るならこういう日があることも覚悟した方がよいと思う。

 

 

ガイドさん曰く、梅雨明けの方が景色は綺麗に見えることが多いそうだが、夏は暑いし、台風やら村ではカエルの大量発生だの色々あるよう。ベストシーズンに来るというよりは来たタイミングの小笠原のベストを楽しむのが良いかもしれない。実際この時、海岸線が雲が動くとうっすら見えて、その度に大の大人たちがきゃっきゃっ言いながら楽しんでいた。

 

 
ここハートロックの頂上でみんなでランチタイム。お弁当付きのプランで申し込んでいるとこんなご飯を食べられる。
 

 
ひと段落して、帰路につく。偶然グリーンペペ(緑色に光るきのこ)を見ることができた。前日ナイトツアーでは遠くで光っているところしか見ることができなかったので、近くで大量発生を見れてラッキー。昼間だったので光が見られるようにできるだけ暗くして、みんなで交代しながらみた。
 
 
いつの間にか元のワラビの斜面のあたりに戻ってきた。山の斜面にはまだ朝みたヤギたちがいたが、どうやら家族で合流できたよう。
 

 
最後の軍事車両の残骸も発見。
 
 
ツアーのメインは終了。車まで戻り、宿泊先まで送ってもらう。
 
クライマックスのハートロックからの景色こそ曇っていたが、ベテランのガイドさんのおかげで、固有種や外来種道中は、戦争中の話についてはもちろん、現在の小笠原の生活まで沢山のことを学べ、とても充実したツアーだった。
 
 
 
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小笠原の旅3日目はトレッキングでたくさん歩いて【小笠原・東京】

2022年4月


 

‐ You find a sunny day because you met rainy days

 

- M

 

- 雨の日を経験したから晴れの日に気づける

 

‐ M

 
 
小笠原に着いた次の日はハートロックのトレッキングに参加した。
空いた時間にはビーチへも行き、とにかく歩いた一日だった。
 
この記事は更新し次第インデックスにする予定なので、後でまとめてご覧になる方はご利用ください。
各記事にはたくさん写真を掲載しようと思うので、様々な表情の小笠原をお楽しみに。
 
<3日目の旅程>
やすおん家で朝食を食べる(重複:以前の記事)

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ハートロックのトレッキングツアーに参加

生憎の曇りだったが小笠原の歴史や自然に出会う

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のんびりしに大村海岸へ行き、ばったりさっきのツアーで一緒になった人に出会う

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宮之浜園地へ歩いてみる(写真は晴れた日に撮影)
やすおん家で夕食を食べる(重複:以前の記事)

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その他、トレッキングや散策記事

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小笠原のナイトツアーで珍夜景に出会う【小笠原・東京】

2022年4月


 

- 自然にも国家と同じように多くの法律があったならば、神でも自然を支配しきれないであろう。

 
- ベルネ
 
 
夜ご飯を食べ終わったら、この日はナイトツアーに参加。宿泊先のやすおん家まで迎えに来てくれる。
 
このツアーではオガサワラオオコウモリ、グリーンペペ(光るキノコ)、浜辺夜行性生物を観察しに行く。自然相手なので出会えるかは運次第。
 
まずオガサワラオオコウモリを探しにバナナ園に行く。出没する場所は決まっていないが、夜はコウモリのお食事タイムなことが多いから、食べ終えて一休みしているところの観察を狙うのだとか。
 
なかなか出会えなかったけれど、園内を離れ諦めかけたところにいた。
分かりづらいかと思うが、下の写真で丸いのが固まって見える球体は、以前紹介したタコノキの木の実、この木の実の後ろに張り付くようにいるのがオガサワラオオコウモリ。ちょうどお食事中で、木の実のくずが道に落ちているのを、車で通りかかった時にガイドさんが、気づいて見つかった。コウモリは光に弱いので、赤い特殊なライトで照らして観察する。
 
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(c)MIC - 画像素材 PIXTA -

 

二十歳そこそこの頃、オーストラリアでフライングフォックスという1m以上ある大きなコウモリに街中で夜中に出くわし、睨まれて以来コウモリは苦手意識があったが、今回は可愛かった。ドイツでコウモリを研究している友人がいたが、初めてその気持ちがほんの少し分かった気がした。

 

続くグリーンペペも探索は難航。きのこは動かないのに何でと思うかもしれないが、なぜなら緑に光っているのは2~3日しかないからだ。ガイドさんも情報共有し合っているらしいが、なかなか見られない。この日は最終的に運よく、道路横の道の片側できのこの軍勢に出会えた。とはいえ、距離があるので近くで形などを見ることはできない。

 

小笠原は自然保護のためたくさんの規制がある。道横に入れるのは公認ガイドさんのみ。グリーンペペは採ってはいけないため、運よく切り株などに自生していた場合は、ガイドさんが近くまで持ってきてくれるそう。この時は生憎、土の上に生えていたので遠くから、薄く緑色に光ってのをみんなで眺めた。

 

この時の暗すぎて写真は採れなかったが、運よく後日トレッキングしていた時に見つけた写真があるので貼っておく。

 

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(c)MIC - 画像素材 PIXTA -

 

白く見えているのが、グリーンペペ。撮影したのは日中帯だったので、緑色に光っているのをみるために丸太を暗がりえ移動させたが、まだ明るすぎて手で暗くして光を確認している。

 

グリーンペペも無事に観察し、最後に浜辺夜行性生物を観に行く。

村の方に車で戻り海へ行くと、人だかりが出来ていた。

 


海を見るとなんとサメだのマンタだの魚がうじゃうじゃいた。まさに、水族館状態だった。

 

 


これら浜辺夜行性生物は野生の生き物だが、裏話がある。現在は違法だが、昔おじいさんがここで生き物に餌をあげていたそう。だから生き物たちが習性でここに集まってくるのだとか。いつまでこの特殊な光景が見られるかは不明(生き物次第)だが、感動するので小笠原に行ったら是非ここは探してみると良いと思う。

 

ツアーでは小笠原の生物や生活についてもたくさんのことを教えてくれた。万一生き物たちが見られなかった時でも楽しめると思う。ただ、夏頃(6月以降くらい)からはカエルが大量発生するらしい。この時にツアーに参加すると参加者の内何人かは必ずカエルを踏み、毎回悲鳴だらけになるらしいので、夏に参加する人は覚悟して参加するように。

 

 

 

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やすおん家のごはん【小笠原・東京】

2022年4月


 

‐ 田舎者は食事がすむとすぐ帰る。

 

- 台湾のことわざ

 

 

この日は早々と宿泊先に戻り、夕飯にありつく。

宿泊するゲストハウス「やすおん家」の晩ごはんはこちら。

他の日の分もまとめて載せておく。

 

 

評判どおり、とても美味しかった。夕飯は和食基調なのだが、例えば汁物も時にエスニック風味の味わいがしたり、揚げ物も洋食感覚になれたりする。例えば和食だけなどというように、続けて同じジャンルの料理を食べ続けるのがあまり好きではない私にとっては最高だった。ちなみに量は結構ボリューミー。私はほぼ食べきっていたけれども、若い体育会系の男性でも食べきれていなかったので、量が少ないと心配する必要は無いと思う。

 

食事は基本的には時間が決まっているが、ツアーなど予定がある場合は事前に相談すれば調整してくれるそう。そのため、基本的には同じタイミングで宿泊している人たちと同じテーブルで食事する。今日はどんな一日だったとか、普段何をしているだとか、以前訪れたことのある旅先とか、他愛も無い話なのだけど、ゲストハウスのこういう気楽な交流はいつも楽しい。

 

ちなみに朝食も結構豪華。和食の日と洋食の日があった。下がその写真。

 

 

後で聞いたのだが、やすおん家はご夫婦で営まれていて、いつも料理は奥さんが作っているのだそう。小笠原の帰り際に「美味しい料理をありがとうございました」といったら、やすおさん(旦那さん)が「いつもは家内がやっているけど、今は本土の方に行ってて。口に合って良かった。」と言っていた。奥様のお料理も気になるけれど、外れの日が無くいつも美味しい宿だと分かったのはかえって良かったのではないかと思う。

 

以前紹介した、おがまるパックで申し込むとデフォルトで朝食と夕食がついてくるから本当にありがたい。離島や地方に行く時は特に食事の美味しい宿を選ぶように心がけているが、これは大正解だった。

 

 

 

その他、ゲストハウス「やすおん家」の記事はこちら

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おがまるパックを紹介した記事はこちら

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曇りの父島をサイクリング【小笠原・東京】

2022年4月


 

- Live as if you were to die tomorrow. Learn as if you were to live forever.

 

- Mahatma Gandhi

 

- 明日死ぬと思って生きなさい。

   永遠に生きると思って学びなさい。

 
- マハトマ・ガンディー
 
 
お昼を食べ終わった後は、ツアーを3つ追加で予約した。
父島について、改めてこの島をもっとよく知りたくなったからだ。
それから、お土産もこの時買った。大方買っておけば帰り間際にバタつくことも無い。
なんせ帰りはみんな同じタイミングなのだから、買いに行く人達と時間がかぶるのではないかと思った。これは結果的に正解だった。お土産記事はまた改めてご紹介する。
 
さて、ひと段落ついたところで、島を探索することにした。
せっかくなら電動アシスト自転車を借りて。離島は電動アシスト自転車に限る。ゆっくり進むから、綺麗な景色を逃すことが無いし、そのうえ島は大抵起伏があるので普通の自転車では普段乗っていない人にとっては厳しいのだ。
 
1日目のこの日は天気が悪かった。村の方は結構晴れていたのだが、反対側の綺麗な景色があるほうはガス(霧)がかかっていた。5日目にリベンジするので、素敵な写真はお楽しみとしてもらえればと思う。
 
曇りの父島はこんな感じだと思ってご覧あれ。
コースは下の地図で黄色の父島1周
 


父島1周コース
まずは、第二次世界大戦からの沈没船がある「境浦海岸」。
 

境浦海岸

少し暗い道を進む。

 

途中でカニに出会う。
 

コペペ海岸に到着し、一休み。少しすると他の人もやってきた。
その人は、ダイビングが好きで宮古島(沖縄)にずっと住んでいたらしい。
ダイビングをすごく楽しみにしてきたそうだが、海の状態を見てちょっとがっかりしていたようだ。なんでも彼に言わせると台風の影響で海の中がかき回されてしまっているのが、船の上や遠くからでも分かるらしい。私からしたら透き通った海に見えていたのだが、海に親しんでいる人には分かるのだなと感心。
 

コペペ海岸
おしゃべりがひと段落したところでまた自転車を漕ぎ出す。
トンネルを潜り抜ける。
 

村から見て島の裏側まで来ると保護区の看板などが現れる。
小笠原は自然保護のため、多くの規制があり、ガイド無しでは入れない地域もたくさんあるのだ。
 

保護地域の前の注意書き

 

第二次世界大戦からの遺産もある。同じみの二宮金次郎さんの頭部が取られている。これはアメリカ兵が帰還する時にお土産として持ち帰ったそう。銅像とはいえ、なんと酷いことをするのだろうと思うが、昔は本当の首を持ち帰っていた時代もあるのだから、戦時中とはそういうものなのかもしれない。

 

頭部を取られた二宮金次郎さん

 

 上の銅像を超えたあたりから、さらに霧が濃くなってきた。

タコノキ街道(勝手に命名)を進む。ちなみにタコノキとは下の写真にある、たくさん足の生えている木のこと。東南アジアに馴染みのある人や英語が得意な人はPandan (leaf)と聞く方がピンとくるかもしれない。

 

霧ががかったタコノキ街道

 

長崎展望台に到着。ここでは、ドレッドヘアのいい感じのお兄さんに出会った。すっごい満面の笑顔で「こんにちは」と挨拶してくれて、おしゃべりが始まった。彼は兄島で自然保護の仕事をしているらしい。住んでいるのがここ父島。この時は月を見に来たのだとか。この時間は早かったが、村から走ってきたら思ったより早く着いたよう。

 

長崎展望台


この日は、夜ご飯の時間も迫っていて、その後にツアーも追加したので私はこのあたりでお暇することにした。

 

 

 

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