平和記念公園からの祈り【広島・広島】

2020年秋 


 

‐Peace cannot be kept by force; it can only be achieved by understanding.

 

‐Albert Einstein

 

‐平和は力では保てない。理解することによってのみ、平和を達成することができるのだ。

 

- アルベルト・アインシュタイン

 

 
広島平和記念資料館から原爆ドームへ歩くとまず突き当たるのが、灯。下の写真奥に見えるだろか。
 

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更に進み左側に折れると教科書で習った折り鶴と少女がいた。
 

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少女像の後ろに折り鶴がある。世界中から平和の祈りが捧げられていた。たくさんの想いと千羽鶴に何より圧倒された。
 

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海外を訪れるなかで、西洋では意外と折り紙や千羽鶴のように連ねられているものが知られていることに驚いた。一方で意味はよく知られていないことが多い。他国の歴史や文化が勘違いやよく理解されないまま使われることは多いにしてある。仕方の無いことだが、折り鶴の意味はしっかり理解して欲しいと思った時の気持ちは忘れない。
 

 

広島平和記念資料館の記事

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広島平和記念資料館を訪れた際の気づき

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【閲覧注意】広島の展示、ドイツの展示、広島平和記念資料館で覚えた違和感【広島・広島】

2020年秋 

※この記事の最下部には広島平和平和記念資料館に展示されている閲覧注意の酷い写真が含まれる。気にされる方は「終わり」と記載される文章の最後で止まることをお勧めする。


 

‐誰かが覚えていなければならない。そして、誰かがきちんと言う必要があるのです。

 

黒澤明

 

 

はじめに断っておくが、筆者は歴史やナショナルソーシャリズムなどのエキスパートではない。ただ旅人が旅先で出会った価値観を通して自国を見直した時の個人的な意見だ。

 

(おそらくアジアの多くの地域も同様だが)日本では今回訪れた広島平和記念資料館のように戦争の歴史に対して感情に訴かける伝え方をしていることが多い。時に被害者として時に加害者として。 ">広島平和記念資料館で違和感を覚えたのは、感情を揺さぶれるような酷い写真や被害者の声が公然と展示されていたからである。昔より眼を覆いたくなるような写真は減ったたのだろうが、人によっては目も当てられない展示もある。こういう感情を煽る展示について、事前に見る側が目に触れる情報を選ぶことができても良いのではないか。

 
大学生の時3週間、ドイツの元強制収容所にて多国籍のメンバーでソーシャルナショナリズムを学んだ。この時のレクチャーで戦時中の遺産の展示方法についても触れた。正しい展示方法などないと思うが、展示方法にも色々あるのだと参考になれば嬉しい。
 
ドイツでは第二次世界対戦やナチスドイツの記録をかなりしっかり残している。この点に関しては、研究すらほとんどされていない日本とは雲泥の差だ。
 
ドイツの資料館や遺跡展示では酷い写真や動画は目に触れない。淡々と事実が並べられる。『この場所で●●(誰)により●●(何)人が●●(どのよう)に殺された』という説明とそのあと被害者の名前年が続くものがほとんどだ。時には生前の笑顔の写真が横に並べられていることもある。
 
しかし、得られる情報は実はこれだけではない。たいていの場合、近くに引き出しやヘッドフォンがある。そこから更なる情報を得られる。例えば、被害にあった人々や死体の写真や被害者あるいは加害者の人生、人柄、収容後の様子などである。被害者が後に語った記録がある。展示場の一角に目を覆いたくなるような光景がある場合、たいていは先に警告が表示されている。
 
ドイツでは酷い事実を語りたがらないのだろうか。
 
なぜ彼らは必要以上に感情に訴えかけないのか、という問いのカギは思考方法の違いにある。彼らの目的が今後同じことを繰り返させないこと、とはっきりしているからだ。淡々と事実を並べることで多くの冷静な目で考えることを促している。どんなことが、なぜ起こり、どうしたら防げたのか、今後どうすればそれを繰り返さないか。深く掘り下げて行くためである。
 
人間は感情的になると多くのことを正しく判断出来なくなる。冷静さを欠いた色眼鏡であいつが悪かったとなじっても将来には活かせない。だから、あえて情報を入手する側にどこまで知りたいか、判断させるのである。
 
もちろんドイツでも戦争時のドイツ人は悪くなかったなどと教えているわけではないし、課題も多くあるようだ。事実を隠す必要は全くないと思う。しかし知ることで事実に圧倒されて感情的になったり恐怖で思考を停止されるより、多くの人が今後に活かせるように加害者としても被害者としても向きあう方が良いのではなかろうか。
 
「終わり」
※以下、広島平和記念館に展示される原爆被害者の酷い写真が貼られているため閲覧注意
 
 

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平和記念資料館

 

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屋内展示の始まり

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広島平和資料館について

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今立っている場所を知る、広島平和記念資料館【広島・広島】

2020年秋


 

-Technological progress is like an axe in the hand of a pathological criminal

 

- Albert Einstein

 

-科学技術の進歩というのは病的犯罪者の手の中にある斧のようなものだ。

 

- アルバート・アインシュタイン

 

 

母からずっとここは目も宛てられないほど恐ろしい過去が展示されていると聞かされていた。祖母が広島出身なので子供の頃に連れて来られたそう。その時の衝撃は忘れないとのことだった。

 

広島平和記念資料館へまず足を運んだ。 リニューアルを度々繰り返している当館は私が訪れた際は2019年に新たなリニューアルを完了したもので母が見たそれとはだいぶ違うだろう。が、これが実際に起こったことかと思うとかなり胸が傷んだ。

 

外部リンク:広島平和記念資料館のHP

hpmmuseum.jp

 
今は観覧者が見易いように適度にアーティスティックに展示されているし、情報も多く得られる。原爆が投下される前の町並みから被害にあった人々の様子、復興に至るまで。
 
一方で学生の頃、ドイツでナショナルソーシャリズムをほんの少し学んだ私としては気になる点もあった。当資料館に展示されていた写真も含め、これは次の記事で紹介しようと思う。わざわざ分ける理由もそこでご覧いただければと思う。
 
広島を訪れた際は是非まずここで起こったことを知り、復興を成し遂げた広島の力強い人々の姿、街を眺めて欲しい。
 
多くの大切な人々をある日突然失ったなら、ある瞬間を境に取り返しのつかない体になってしまったなら相手を許し、しなやかにしっかりと生きていくことができるだろうか。
 
専門家でもない私が言うのは非常におこがましとは思うが、是非日本の広島にある教訓を多くの人にそれぞれの視点で理解して頂きたい。
 
そして、目も宛てられないような歴史は世界中にあり、日本はただ被害者ではなく、大きな加害者であることを認識して欲しい。その上で、あらゆる被害者も加害者も手を取り合って、これからの未来が平和であるように行動を起こしていければと夢想家のようにただ願う。
 

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広島平和記念資料館

 

 

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広島名物汁なし担々麺は、汁なし担々麵専門 キング軒で【広島・広島】

2020年秋


 
‐私は食いしん坊ではない。食の冒険家だ。

 

‐アーマ・ボンベック

 

 

腹が減っては戦はできない、と何かと戦っているわけでもないが、まずは腹ごしらえ。

 
広島のご当地グルメ、汁無し担々麺。店の名前は、汁なし担担麺専門 キング軒。
友人のオススメのお店だった。
 
外部リンク: 汁なし担々麺専門 キング軒のHP
 
広島出身の友人に聞くまで知らなかったが、山椒の辛さが好きな方は是非。先に言っておくが、かなり辛い。10口食べると山椒の辛さで舌がジリジリしてくるが、クセになるのは分かる気がする。ちなみに広島だけでなく東京含め全国色んなところでも展開しているよう。
 
ラーメン屋ですらほとんど入らない私は券売機前におどおどしてしまった。慌ただしくぶっきらぼうなトーンだったが、しっかり教えてくれる店員さん達は優しかった。
 

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左上は温泉卵。担々麺は混ぜてから食べるとのこと。セルフのお水は食べ始める前に用意することをお勧めする。
 
 
広島での旅1日目のインデックスはこちら
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地方・香川名物の窯バターうどんの記事はこちら

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インスタントで簡単、台湾流刀削麺のアレンジレシピはこちら

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まずは王道の歴史とグルメ散歩【広島・広島】

2020年秋


 

‐多くのことを中途半端に知るよりは何も知らないほうがいい。他人の見解に便乗して賢者になるくらいなら、むしろ自力だけに頼る愚者であるほうがましだ。

 

ニーチェ

 

憧れの広島、1日目は時間関係もあって市内観光。歴史とグルメにどっぷり触れた旅となった。更新次第この記事は広島の旅1日目のインデックスになるので、後からまとめてご覧になる方はご利用いただければと思う。

以下は旅程。
 
地方名物、汁なし担担麺専門 キング軒でまず空腹を満たす
修理中の原爆ドームを訪れる
広島城にて:
ミニお好み焼きを頬張る

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天守閣で歴史と広島の人々の思いを感じる

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名店、薬研堀 八昌でお好み焼きを堪能
 
 
複雑な歴史と活気ある広島市での旅のスタートは感慨深いものになった。
 
 
 

色鮮やかな秋の広島を満喫して【広島】

2020年秋

 
‐Now, let’s have a moment this happiness. So it is enough.
    At that moment, the moment is, be all that our seeking, I on the other do not need anything.
 
‐Mother Teresa


‐さぁ、この瞬間を幸せでいましょう。それで十分です。

 その瞬間、瞬間が、私たちの求めているものすべてであって、

 他には何もいらないのです。

 

マザー・テレサ

 
 
もみじ饅頭に代表されるように、広島といえば秋だ。
お送りする時期はだいぶ外れてしまったが、紅葉真っ只中の広島をご紹介。
 
<1日目>
広島市内観光
<2日目>
三段峡にてハイキング
<3日目>
宮島でお参りと食べ歩き
 
 
<お土産記事>
 
私自身は東京生まれの東京育ちで今回が初めての広島の旅だったが、広島生まれで大名家出身(らしい)の祖母の誇り高き郷土愛に満ちたストーリーを子供の頃聞いていたので、秋の広島にはずっと憧れていた。
 
この地に所縁があることをとても嬉しく思える旅になった。時季外れになってしまったが、色鮮やかな秋の広島をお送りできればと思う。
 
 
 
その他、日本の秋・紅葉の旅

親しみを感じる香川のお土産たち【香川】

2021年12月


 
- Life isn’t about finding yourself.

 Life is about creating yourself.

 

- George Bernard Shaw

 

-人生とは自分探しするためのものではない。人生とは築くものである。

 

ジョージ・バーナード・ショー

 

 

香川の旅のお土産は以下。日ごろ食べやすいものばかりだった。同じ種類の商品が見つかったものは記事に貼ったので興味ある方はご覧あれ。全く同じ商品でないものもあるのでご留意願いたい。

 

<小原紅みかん>

スーパーに行くと異様にオレンジ色(色の濃い)みかんに出会った。瀨戸内海といえばレモンとオリーブが有名だが、みかんも名産と聞いたことを思い出して小腹が空いたとき用と残りはお土産として購入した。写真では分かりづらくて申し訳ないが、色はかなり濃いオレンジ色で、こんな色のみかんは見たことが無かったので少々お値段が張っても即決してしまった。味は少し酸っぱかった。時期としては少し早すぎたのかもしれないがご贈答用として売られているのもあったので甘いものもあるのだと思う。
 
外部リンク:香川産、小原紅早生みかん(楽天
 
<おいり>
香川の伝統品で名物。色が可愛い。琴平では「おいりソフト」というアイスクリームも売られていていたが、時期が冬なので寒くてやめた。見た目は甘くてほんのりしょっぱい雛祭りの雛あられのようだが味は違う。ほんのり甘くてハッカ味がする。3つ4つまとめて口の中にほうり込むとハッカの味も感じられる。食感はふわりと柔らかくふ菓子の「ふ」のようだった。こちらはお嫁に行く人が持って行くのだとか。
 
外部リンク:おいり(楽天
 
<和三盆>
こちらの名産らしい。そこで今回は瀨戸内海のフレーバーがついているものとプレーンが両方入っているモダンタイプにした。おいりさんと一緒に良いお茶菓子になった。
 
外部リンク:和三盆(楽天

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左:おいり、右:和三盆
 
<純米>
琴平で立ち寄った金陵の郷で買ったお店の限定品。日本酒が普段苦手な私にもこれはとっても飲みやすく美味しかった。私が買った下の写真のものは限定品だが、定番は飲み比べセットも含めてインターネットでも手に入る。
 
外部リンク:金陵のHP
 
外部リンク:金陵の郷で気になった飲み比べセット(楽天

[rakuten:tsutaya:10019430:detail]

 
<半生讃岐うどん> 
香川といえばうどん。これはしっかり買った。お土産屋さんではなく、スーパーで一番人気と書>てあるものを選んだが、生麺だった。さすがと言うべきか。自宅でシンプルな味付けにして食べたが美味しかった。やはりさすがと言うべきだな。
 
外部リンク:私が買ったのと同じ半生うどん

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左:金陵の郷の純米、右:半生讃岐うどん
 
香川の旅は、たくさんの発見がある良い旅になった。
 
 
次回は広島の旅を紹介
今回の記事で紹介したお土産を購入した際の記事はこちら

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香川の旅、全体のインデックスはこちら

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その他、日本のお土産記事はこちらs-mic.hatenablog.com

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